アクタージュ8巻の感想【9月の新刊漫画レビュー】

アクタージュ8巻に出てきた天才キャラが最高にカッコイイ

ということで本記事は9月4日に発売された『アクタージュ8巻』の感想になります。

アクタージュは週刊少年ジャンプで連載中の『役者と演技』をテーマにした漫画で、シブいテーマながら今どきのテンポの良さ、そしてしっかりとテーマに沿った盛り上がりを描ききっている良作です。

ネタバレを含むのでまだ読んでないよって人は注意してね!

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アクタージュ8巻の感想

役者をテーマにしたアクタージュも気づけば8巻になりました。

最初はなんとなーく物語の線が細い感じでしたが、主人公である夜凪の行動にはっきりとした動機が見えるようになってから、徐々に骨太になってきた印象です。

夜凪の成長っぷりが著しい

劇団天球で巌裕次郎に芝居を習ってから、一皮も二皮も向けた夜凪。

自分を見つけてくれた黒山のところへいったん戻りますが、すでに黒山から「良い役者になったな」と言われるくらいに成長しました。

そんな黒山の手でミュージックビデオを取ってもらった夜凪ですが、そのビデオがきっかけで一気に有名になります。

対する百城は伸び悩む

巌裕次郎との出逢いによって、役者としての生き方に自発的な動機を持つようになった夜凪と対照的に、若手トップ女優としてすでに人気の頂点に上り詰めている〈天使〉こと百城千世子は、伸び悩みを感じはじめた。

そんなおり、とある舞台のダブルキャストの話が舞い込んできて――

百城がこれまでのプロモーションされたトップ女優としての殻を破ろうともがきはじめる。

このあたりの百城はすごくよかった。〈天使〉としての生き方より、一人の役者としての生き方を自分で選んだことには、壮絶な覚悟が伝わってくる。

※ダブルキャスト:ひとつの舞台で別々の主演を置くこと。まったく同じ舞台を別の役者を使って行うことを指す。

そこに現れる『生まれついての天才』

キャストとして選ばれたのは主人公夜凪と百城。巌裕次郎の秘蔵っ子として活躍する舞台俳優の明神。

そして――

生まれついての圧倒的な才能を発揮し、ハリウッド俳優として活躍する王賀美陸(おうがみ りく)

なんかやべぇやつ出てきた!

アクタージュという作品はキャラクターの才能を表現するのがとてもうまく、夜凪も百城も明神も、その得意とするところですばらしい迫力を見せてきていました。

ところがこの王賀美という役者は、これまでの彼らの才能をかすませるほどの怪物性を秘めていたのです。

(出典:アクタージュ8巻)

こいつだけ別格感がヤバい。

芝居をする前に、その存在感でほかを圧倒してしまうあまりの破壊力。

こういうケタ外れの天才ってやっぱりいいよね。

そして本人がそれを自覚しつつ、傲慢な言動もするのに、なんか知らないけど好感を持ってしまう不思議な魅力を持ったキャラクター。

あれ? わたしも王賀美にあてられてる?
たしかに言動は傲慢ですが、ちゃんと役者としてのプライドが見え隠れしているのが好感を抱く理由かもしれませんね。

夜凪×王賀美 VS 百城×明神

これまで出てきたメインキャラクターたちの総決算となる舞台。

この舞台は『羅刹女』と呼ばれる西遊記関連のお話なのですが、これを作った作者も結構ぶっとんでてどういう化学反応が起こっていくかかなりワクワク。

出会ったことのない圧倒的な才能を前に、主人公夜凪がどんな芝居をするのかも楽しみです。

(出典:アクタージュ8巻)

まとめ:アクタージュ8巻は次巻に向けてのワクワクが止まらない1冊

主人公夜凪の急成長の証が見えつつ、百城の焦りと覚悟が見えつつ、すべてを圧倒する才能が現れたアクタージュ8巻。

8巻でメインキャラクターたちの総決算になりそうな大舞台が設定され、次の巻へのワクワクが止まらない巻でした。

それにしてもアクタージュはとにかく作画が安定しているなぁ。

絵が綺麗な漫画はとても好きです。

綺麗さの中に力強さもあって、なにより鳥肌が立つような演出がとてもうまいので読んでいて飽きません。

ぜひこのまま順調に連載していってほしいです。

余談:アクタージュが舞台化したら役者は大変そうだよね

全然話は違うけど、アクタージュが舞台化とかしたら演じる役者さんは大変そう。

芝居のすごさを見せるシーンがすごく多いので、原作を再現するにはそれこそしっかりとした芝居ができる役者が必要になるのではないでしょうか。

でもめちゃくちゃ気になるからやってほしい!

個人的には、明神は松山ケンイチとか合いそう。

あと舞台俳優といえば藤原達也とか。

山田孝之もいいなぁ!

妄想がはかどりますね。
期待して待っている。

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