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将国のアルタイル22巻の感想【9月の新刊レビュー】

将国のアルタイル22巻の感想

将国のアルタイル22巻が9月9日に発売されました!

百魔の主が好きなら間違いなく楽しめるから読んでみてね。

本記事は将国のアルタイル22巻の感想&ネタバレ記事になります。

まだ読んでないという人は注意してね!

将国のアルタイル22巻の感想

前巻から引き続き、トルキエ将国VSバルトライン帝国の戦争が繰り広げられます。

金色の町アルトゥンで繰り広げられる戦略と戦術の嵐。

そして毒薬のザガノス将軍の城壁の町ミュール攻略戦もかなりアツい。

金色の町でマフムートの頭脳が閃く(防衛戦)

今巻ではマフムート自身が戦うシーンはありませんでしたが、そのかわり金色の町アルトゥンにてその戦術の腕をいかんなく発揮していました。

帝国も帝国で、さすがの地力を見せつけ、マフムートが敷いた何層にもおよぶ罠の数々をかわしますが、最後は町という財産そのものを使った大戦術の前に倒れます。

この戦術の読みあいはかなりアツかった!

マフムートはもちろん主人公としてすごいかっこよかったんだけど、バルトライン帝国の将もまた只者ではないという描写が非常にうまくて、群像劇好きなわたしにはかなり響きました。

(出典:将国のアルタイル22巻)

こういう描写ホント好き。

一方の城壁の町ミュールでは(侵略戦)

ザガノス将軍の毒薬っぷりがヤバかった。

(出典:将国のアルタイル22巻)

(こいつ鬼だ……)

実際に毒薬を使うから毒薬のザガノスと呼ばれるわけだけど、こいつの場合は戦略の志向性も毒薬じみている。

しかし、これこそが戦争であり、そして戦略であるという、この世界観におけるリアリティというものを、ザガノスが表現してくれていたように思います。

各国家の背景や設定がやっぱりすばらしい

将国のアルタイルは、各国家がどういう土地で、どういう文化が発展してきたか、あるいは発展しなかったか、というのが本当によく練られています。

そうした国家ごとの背景がしっかり描かれているので、戦争シーンでの戦略や戦術に高いリアリティがこもります。

(出典:将国のアルタイル22巻)

こういう丁寧さはすごく好きだし、見習いたいと思う。

将国のアルタイル22巻では、痩せた土地で水運輸送の発達しなかったバルトラインと、海の都であり活発な水運商業が発達した海の都ヴェネディックの対比が特にすばらしかった。

まとめ:将国のアルタイル22巻は戦記的要素が充実

将国のアルタイル22巻はこれまでの巻の中でも特に戦記的シーンが充実していた巻でした。

マフムートの成長も見られたし、ザガノスのヤバさも見られたし、海の都ヴェネディックとの援軍シーンなんか戦記モノの醍醐味ともいえるワクワク感と迫力でした。

そんな中で、拘留されていたバルトライン帝国の筆頭大臣・ルイがついに解放され、この得体のしれない稀代の戦術家がここから戦況にどういう影響をもたらすのか、とても楽しみです。

(出典:将国のアルタイル22巻)

とにもかくにも23巻が待ち遠しい最高の巻でした!!

余談

レレデリク様はあいかわらずお美しい。

(出典:将国のアルタイル22巻)

控えめに言って最高だと思います。