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百魔の主/漫画版

創作研究室(カテゴリー別)
葵大和
ライトノベル作家
カドカワBOOKSから『百魔の主』というファンタジー戦記小説を刊行しています(既刊6冊)。またコミカライズ版が秋田書店のweb漫画サイト『マンガクロス』にて連載中です。執筆歴は15年。最近はブログ書いたりもしています。うんち。
出版作品(小説/カドカワBOOKS)

百魔の主/葵大和

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防衛大学での生活を描いた漫画『あおざくら』がとても面白い

やあ、葵です。(@Aoi_Yamato_100

防衛大学校に入学して幹部自衛官を目指す者たちの強烈な日常の日々を描いたマンガ、『あおざくら 防衛大学校物語』。

日本で一番忙しい大学生ともいわれるように、防衛大学の学生はとてつもない密度で日々を過ごしています。

そんな彼らの日常と修練の日々を、数々の取材やOBからの聞き取りによって確かな筆致で描いたこのマンガは、漫画作品としても面白いことは当然ながら、知らない世界を知ることができる超良作です。

この記事の著者について(葵大和)
葵です
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こんな生活してたら3日でパンクする『防衛大学生たちの強烈な日常』

本作の見どころはなんといっても実際の防衛大学の日常を取材によって描いているところでしょう。

自衛隊の幹部になるような人たちがどのような修練を重ねているのかが見られるのですが、まあこれが地獄です。

大学生と言わずそこそこ鍛えられた社会人でさえ根をあげると思います。

そんな戦場で起こるさまざまな人間関係

一方で、『あおざくら』はただ防衛大学生たちがつらいだけのシーンを描いているわけではありません。

自衛官という、いわゆる国家のために命をも燃やさなければならない可能性を持つ軍人になるにあたり、その組織の中で仲間たちとどのようにコミュニケーションを取るのか。

同期間、あるいは上司と部下(上級生と下級生)、特に防衛大学は幹部自衛官を育てる学校でもあるので、部下をどのようにまとめるのか、などについての教訓を伴った体当たりなコミュニケーションが見られます。

そういった人間対人間の関係性がストレートに描かれているのが本作の魅力です。

人間関係の希薄さが議題に上がることもある昨今において、もっとも大切なことを教えてくれている気がします。

さまざまな困難を乗り越えながら前に進んでいく防衛大学生たちの姿にもじんと来るものがあるので、ヒューマンドラマとしても非常に深く楽しめるのが『あおざくら』の良いところです。

自衛官を目指すからこその技能の描写

当然ながら自衛官は普通の職業人とは異なります。

職業として銃を持つ特異な人々です。

そのため、防衛大学生たちはいずれ自衛官になるために普通の学校では経験しないような修練を行います。

「なるほどなぁ」と勉強になる部分も非常に多いので、軍人という職業に興味がある人にはぜひ一読してほしい。

防衛大学生の強烈な日常に元気をもらえる

個人的に本作を読んで一番良かったなぁと思ったのが、彼ら防衛大学生があまりにも忙しく苛烈な日常を送るものだから、今の自分のちょっとつらい状況にも立ち向かう勇気がもらえるという点です。

いや、本当に、こんな生活するくらいなら今の環境でがんばれる

無論、防衛大学校には目的があって入る人が多いでしょうから、目指すところが違うのでがんばる気合も異なるとは思いますが、たとえ強い信念を持っていたとしても心折れる者が続出する生活です。

ややうがった見方かもしれませんが、そんな彼らを見て『自分もがんばろう』と思えたのが、本作を読んで一番ためになった部分かもしれません。

防衛大学校のすさまじさは1巻を読むだけでわかるので、ぜひ読んでみてください。

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