
やあ、(百魔の主を書いている)葵です。(@Aoi_Yamato_100)
タイトルから淀んだ空気が漂っていますが、2020年2月3日現在、葵はメンタルが弱っている。
これはそんな時にふと思ったことを備忘録がてら書く記事になるので、万人に役に立つわけではない。
けど、同じような状態の人にはちょっとだけ役に立つかもしれない。
あと、作家を目指している人や、人に読まれる作品を書きたいと思っているクリエイターにとっては、エンタメ小説や漫画などの在り方に関する視点の一つとして、覚えておくとのちのち何かの役に立つかもしれない。
そんな感じの記事である。


シリアスや展開が重い物語は読むのに精神力を消費するって話
以前に小説を手に取って読むというハードルの高さについて考えるという記事でも書いたとおり、媒体としての小説は読む方に労力を強います。
で、似たような観点で、
シリアスや重い展開がある作品も読むのに一定の精神力を要する
わけです。

そんなわけで、たとえば今の私のように、
- 現実世界に打ちのめされている
- とにかく疲れている
- 不安に押しつぶされそうになっている
そんなときにはシリアスや展開が重い作品はあまり読む気になりません。




ただ楽しい・気持ち良いだけの物語は読める
そんなメンタル劇弱りの私でも、『ただ楽しい』『読んでいて気持ちよくなる』ようなエンタメ性を持つ作品は、読むことができます。
これ、たぶん現実逃避なんですけど、そういう楽しい物語に浸っている時って、辛いことを忘れられますよね。
不安はたいていの場合終わってみないと解決されない
そもそもとして不安なんてものは、
終わってみればどうってことなかった
みたいなことも多いのですが、それって乗り越えたあとだから言えるわけであって、実際にそれが終わるまでは不安は不安のままです。
で、この不安ってやつは『今現時点では解決できない』から不安なのであって、どれだけ考えても取り除けないことがほとんどです。

でも、
- 時間が経たないとわからない
- その時が来ないとわからない
- やるだけのことはやった。そのうえでやっぱり不安
みたいなものって、言ってしまえば考えるだけ無駄なんですよね。

人間は不安が念頭に残りやすい性質を持っているので、どれだけ考えないようにしていても考えてしまうのがつらいところ。
だからこそ、不安なことを考えないようにさせてくれる外部の『楽しいこと』って、結構大事なんじゃないかと思うんです。
楽しい物語に浸ることで、考えない時間を作れる
楽しい物語に触れている時、それに没頭することで嫌なことや不安から少しの間離れることができます。
どうせ考えても解決しないのであれば、常に不安で消耗するより、いっそのこと考えない時間を持てることのほうがずっと大切だと思います。
たぶん、人間の性質的にも『消耗しすぎてるからどうにかしないと』という防衛本能が働いて、そういうストレスを発散できるなにかに興じさせる、というシステムはある気がします。

その手段の一つとして、『ただ楽しい』『物語的な起伏はないけど読んでいて気持ち良い』エンタメも候補に挙がるわけです。
だから、主人公に感情移入できて、かつ、その主人公が延々と褒めたたえられるような物語も、案外捨てたもんじゃないんじゃないかと。
実際にそういう作品が爆発的に人気になることもありますし、(まあそういうのを書くのも実は難しいんだけど)、需要はやっぱりあるんだな、とふと思いました。

日常系とか、世界観に浸れる作品もおすすめ
そういう現実逃避ができるor不安を忘れられる作品としては、日常系の漫画や世界観に浸れる小説などが特にオススメな気がします。
実際私はつらい時にそういうエンタメに触れることが多いです。
ファンタジーかつ日常系な漫画をまとめた記事
世界観が良くて没頭できる漫画集
いざという時に没頭できるお気に入りの作品を一つ持っておくと、現実生活の良いバランサーになってくれるのではないかと思います。
まとめ
そんな感じで、備忘録がてら思ったことをつらつらと書いてきました。
まあ不安って生きる上で必要な性質だからまったく無くすことはできないかもしれないけど、不安によって生じる無駄な消耗はできるだけ避けたいところですよね。
私はぼちぼち仕事が忙しくなってきてメンタルも削られてくる頃合いなので、そんな時だからこそ閃いたことも自分のために書いていこうかな、と思っています。
