ハイキュー!!39巻が9月4日に発売された!
表紙は『小さな巨人』こと星海光来です。
全国大会になってもおもしろい試合がたくさんあってワクワクが止まらない『ハイキュー!!』ですが、ついに日向と同タイプのライバルとなりうる存在との本格的な一戦。
はたしてどうなるのか。
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ハイキュー!!39巻の感想(+ちょっとネタバレ)
ちょっとネタバレも含むのでまだ読んでいない人は注意してね!
鴎台高校の平均身長めっちゃ高い
一戦前の稲荷崎高校はセンスの塊みたいな選手がたくさんいたけど、今回の鴎台は単純にデカい。
これはセンスというより才能という感じで、シンプルだからこそのパワーを感じます。
そんな鴎台高校は、その身長をフルに活用したブロック最強のチーム。
(出典:ハイキュー!!39巻)
今までも伊達工みたいにブロックの強いチームはいたけど、鴎台は全国レベルということでめちゃくちゃ不穏な感じがします。
組織だったチームの中で輝くスターの存在
そんな中でひときわ目立つ輝きを放つのが表紙にも描かれる星海。
身長169cmながら全日本ユースに選ばれるほどの実力を持ち、そのセンスは別格。
圧倒的なジャンプ力となにをやらせてもうまいというオールラウンダーで、烏野高校の前に立ちはだかります。
こういう、唯一無二の異質な輝きを放つ選手ってカッコイイよね。
個人的にめちゃくちゃ好きなキャラクターです。
チームの個性の出し方が本当にうまい
『ハイキュー!!』ではこれまで色んなチームが出てきたけど、チームやキャラクターの個性の出し方が本当にうまいと思います。
限られたルールのあるスポーツ漫画の中で、これだけたくさんの選手・チームを出していながら、それぞれがどういうチームであるかコンセプトがはっきりしているのは本当にすごい。
選手そのものにも個性があるというのは作者の力量の表れでしょう。
それでもやっぱり烏野を応援したくなる
いろんなチームがあって、稲荷崎とかめちゃくちゃ好きなんですけど、それでもやっぱり主人公たちのいる烏野高校を応援したくなるのはすばらしいポイント。
相手が強ければもちろんピンチになる。
そんなとき『がんばれ!』って応援したくなるし、実際にその困難を打ち破ったときはゾワっと興奮が襲ってきます。
特に今回は日向の上位互換的な星海がいるチーム。
日向がどういう活躍をして、どんなふうに成長するのかにも期待が高まります。
絵の迫力が上がってきている
気づけばハイキュー!!も39巻。
このハイキュー!!がジャンプで連載開始したときからずっと追いかけてますが、作者である古館先生の描く絵の迫力がかなりあがってきてるなぁという印象です。
実際に1巻の頃と比べると、輪郭の線とかがハッキリしていて、なにより動きの表現にめちゃくちゃ幅が出てきてる。(擬音語と矢印を組み合わせた表現が結構好き)
スピード感×迫力を両立したとても見やすい絵柄だと思います。
まとめ:やっぱり『ハイキュー!!』は面白い
わたしの中の早く次の巻が読みたい漫画ランキング上位勢、それが『ハイキュー!!』。
次回予告では鴎台高校側のキャラクターのバックボーンが見られそうなので、かなり楽しみです。

一作家としてもとても勉強になる作品なので、ますます今後が楽しみです。