『異種族レビュアーズ』が予想以上にファンタジー漫画として面白い件

やあ、(百魔の主を書いている兼業作家の)葵です。(@Aoi_Yamato_100

アニメも放映され話題になったある意味リアルな異種族考察漫画『異種族レビュアーズ』

詳しいあらすじは後述するとして、とりあえず読んでみた感想。

予想以上に異種族の考察とファンタジーの考察がしっかりしていてビビった。

テイストはコミカルで、もちろん主テーマである風俗的な描写もある。

なので最初は「薄い本的なエロ押しかなぁ?」と思っていたのだけど、

普通に日常系ファンタジー漫画として面白いんだが。

むしろそこらへんの『とりあえずよくある設定使いました』的なファンタジー作品と比べると設定がしっかりしている

そしてコミカルで俗なテーマだからこそ、リアリティがある(世界観にハマれる)

この組み合わせはファンタジー世界にリアリティを持たせるのに、実は最強の組み合わせなのではないかと思ったほど。

今回はそんな『異種族レビュアーズ』の感想と評価をレビューします。

レビューする漫画のレビューってなんか面白いな。

タップできる目次

実はファンタジー漫画として秀逸な『異種族レビュアーズ』の概要

ちなみにアニメもなかなか出来が良さそう。

葵が実際に使っている視聴サイト

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あらすじ

ここは人間だけではなく、エルフ、獣人、悪魔に天使と、あらゆる異種族が混在し、暮らしている世界。

そこには当然、あらゆる異種族のスケベなお店もあるわけで。

足しげくムフフなサービスをしてくれるお店に通う人間の冒険者・スタンクは、ある日種族間の(性的な意味での)感性の違いで悪友のエロエルフ・ゼルと衝突する。

決着の方法は……嬢のレビュー!?

あらゆる異種族娘のサービスをクロスレビュー方式で採点し、他の仲間達への“お役勃ち”情報として提供していくスタンクたちの活躍は、まさに性戦士のごとし!

今日もレビュアーズたちは新たな快楽を求めて旅勃って行く……。

※これでも少年誌の作品です。

異種族レビュアーズの面白い所【感想と評価】

少年誌の作品であれど、正直「少年誌ってなんだっけ……?」と迷走しかける内容なので画像は全部公式Twitterから引用します。

Twitterに掲載されてるのなら大丈夫だよね!

大丈夫だよ……ね?
神(google)のみぞ知る!

ファンタジーものとして考察と設定がしっかりしている

私が異種族レビュアーズを読んでなによりも感動したのは、異種族ゲーム的ファンタジー世界文化や価値観が非常によく設定されていることです。

異種族の生態や特性、それゆえの文化や価値観の違い。

本作では各サキュバス店の体験レビューを、

  1. 人間視点
  2. エルフ視点
  3. ハーフリング視点
  4. 獣人視点
  5. 天使視点

というように、種族も文化も違う各キャラクターが行っていく、というのがテーマ。

人間であるスタンクのレビューが、読者である私たちにとって一般的な感覚。

同意するところも多いし、異種族嬢とあんなことやこんなことをしているのはホントいいなぁと思う。

(普通にハマってやがる)

一方で、エルフである『ゼル』というキャラクターから見たレビューは、長命種だからこその価値観があってそれはそれで面白い。

数百年を生きるエルフからしたら40歳の人間も若いという。

逆に、人間から見たら300歳のエルフ(見た目は20歳)は、同じエルフから見ると魔力の質が悪く、あまり興奮しないという。

(※獣人的にも匂いがダメらしい)

こういった各種族から見たレビューは多種多様で、かつ、その理由のすべてに異種族の生態をしっかり考察したうえでの説得力のある理由があって、世界観に抜群のリアリティをもたらしている。

ぶっちゃけこの『エルフから見た人間』や、『ハーフリングから見た獣人』など、異種族間で起こる価値観の違いについてを読んでいるだけでかなり楽しい。

あれ? これエロなくても面白くね?

じゃあエロなしでいいのか?
いや、エロがあることでより良い作品になっているので必要です。
(正直だな……)

少年誌とは思えない特異なプレイの数々

ただでさえギリギリを攻めたテーマなのに、異種族だからこそのプレイをこれでもかと描き切っている。

もはや脱帽である。

このあたりはファンタジー系の薄い本によくある設定もあるけど、

  • 「そうきたか……!」
  • 「あー! なにそれすごい!(意味深)

みたいなプレイも収録されていて、読んでいて飽きない。

よくここまでいろんな発想ができるなぁと感心する。

ぶっちゃけ感心しすぎてあんまりエロい気持ちにならなかった。

あえて欠点を上げるなら【ファンタジーものとして純粋に面白すぎる】

あえて欠点を上げるなら、ファンタジーとしての設定や考察が面白すぎて、ムフフな内容ななのにそっちにあまり気が向かないこと。

いやなんか、もう逆にすごいよね。

ムフフなシーンを求めて読むという人にも一応おすすめはするけど、それのみが気になるという人は素直に大人向けのものを読んだ方が良い気もする。

むしろ生活感のある日常系のファンタジー漫画が読みたいって人にこそオススメしたい。

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地味に大魔導士デミアと天界を巡るストーリーの先が気になる

作中には大魔導士デミアと呼ばれる美人女魔導士が出てきます。

その圧倒的な魔法の才能で男の楽園を作るような、まあまあマッドな研究者

そんな彼女がレビュアーの一人である天界の落とし子、天使族『クリム』の輪っかの破片を手に入れてからのストーリー展開が地味に気になる

突き抜けた魔法の才覚で天界をも手中に収めてしまいそうな彼女が、今後どういった行動に出るのか目が離せない。

あれ……? ストーリーも面白いってこれもうイロモノ感まったくなくない?

異種族レビュアーズの『アニメ』について

2020年1月から放映開始。

放送期間 放送時間 放送局 対象地域 備考
2020年1月11日 – 土曜 23:00 – 23:30 AT-X 日本全域 製作参加 / R+15指定 / CS放送 / リピート放送あり
2020年1月12日 – 日曜 1:30 – 2:00(土曜深夜) TOKYO MX 東京都
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
2020年1月13日 – 月曜 2:10 – 2:40(日曜深夜) KBS京都 京都府
2020年1月16日 – 木曜 2:00 – 2:30(水曜深夜) サンテレビ 兵庫県

そのほかVODサービスだとdアニメストアなどでも見ることができるようです。

ちなみにdアニメストアだと都合の良い光とかギリギリまでなくしたバージョンも見れるっぽい!
地上波で流せないやつだっ!

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アニメ『異種族レビュアーズ』の良い所

で、実際に私も『異種族レビュアーズ』のアニメをdアニメストアで観ました。

かなり、よかった。

具体的にどのあたりが良かったのか、解説していきます。

声がバッチリ合っている

アニメの強みはなんと言っても音と動きがつくこと。

キャラクターが一癖も二癖もある異種族レビュアーズですが、声(CV)が原作のイメージ通りの声でした。

[box class=”box26″ title=”CVはこんな感じの配役”]

  • スタンク:間島淳司
  • ゼル:小林裕介
  • クリムヴェール:富田美憂
  • カンチャル:湯浅かえで
  • メイドリー:M・A・O

[/box]

演技もバッチリで、キャラクターの実在感がアニメだとさらに増します。

音楽的な演出も素晴らしい

また、バックミュージックも素晴らしい。

1話にはスタンクたちが天使クリムヴェールを助ける『ちょっとカッコいいシーン』があります。(スタンクたちはスケベだけど冒険者としての実力は英雄クラス

そのシーンでは、しっかりとファンタジーの戦闘シーンっぽい音楽が流れます。

そのうえで、すぐさまコミカルなシーンに移るところではコメディチックな音楽へ。

この落差が心地良く、違和感なく世界観を伝えてくれる。

音楽だけでも、『これは楽しい世界だ』というのがひしひしと感じられます。

こんなとこ気にするの私くらいかもしれないけど、注意して聞いてみると『よく出来てるなぁ』って思うよ。

動き(揺れ)が追加された異種族の女体の破壊力よ

みなまでは言わない。

察してくれ。

思った以上によく動く。

上で説明した戦闘シーンもそうだけど、アニメーションが全体的にぬかりない。

アニメとしての出来もかなり安定しているな、という印象。

熱量のこもったコメディ、楽しく笑える

異種族レビュアーズは、設定や世界観の作りこみに熱量があります。

それでいて、その作りこまれた世界観の中でまじめにバカなストーリーを展開している。

これが笑えるわけです。

アニメ1話で何度も笑った。

コメディものとしても秀逸。

これは笑わそうとして笑わせているというよりも、作中世界の登場人物が俗なテーマをクソまじめに論じるからこそ笑えるという、熱量がしっかりこもった面白さです。

だからこそ懐が深いし、ちょっとやそっとでは揺らがない『楽しさ』がこのアニメの中にはあるように思いました。

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まとめ:異種族の文化考察や、ゲーム的ファンタジーの世界観が好きなら見るべし

ムフフなアレがテーマということで、硬派なファンタジー好きは読もうとしないかもしれない。

けれど、そんなファンタジーが好きな人にこそ、私はこの漫画とアニメを薦めたい。

マジでよく出来てるんだわこれが。

最初にも述べたように、何の気なしに読んでみた漫画でしたが、一気に続巻が気になる漫画になりました。

ちなみにアンソロジー作品も多数出ているので、気に入った人はそっちも読んでみるといいよ。

余談:異種族レビュアーズが好きな人におすすめの別漫画

ちなみに、異種族レビュアーズが好きな人には、

ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』もかなりおすすめ。

ファンタジーの異種族文化に、言語学をテーマにして切り込んだ作品。

こっちも生活感とリアリティがあって、面白い上に「なるほどなぁ」という学びがある良作。

詳しいレビューは個別の記事で書いたので、併せてご覧ください。

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