北北西に曇と往けの面白い所を紹介するよ|アイスランドに行きたくなる
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やあ、葵です。(@Aoi_Yamato_100)
アイスランドを舞台にしたとてもおもしろいマンガを読んだので今回はそのご紹介。
その名も『北北西に曇と往け』。(ほくほくせいにくもといけ)
ちなみにアイスランドは世界地図でいうとヨーロッパの左上隅にある。(緑色のとこ)
引用元:世界の国々(HP)
めっちゃ端っこ。(向こうから見たらこっちが端っこ)
アイスランドはオーロラが見えることでも有名ですね。
ちなみにこの『北北西に雲と往け』という漫画は、読んだ後、
- 思わずアイスランドへ旅行に行きたくなる
- 無性にコーヒーが飲みたくなる
ので、深夜に読むときは覚悟してください。
『北北西に曇と往け』の概要とあらすじ

(©北北西に曇と往け/ハルタコミックス)
【あらすじ】
舞台はアイスランド島、北緯64度のランズ・エンド。
17歳の主人公・御山慧には3つの秘密があった。
ひとつ、クルマと話ができる。ふたつ、美人な女の子が苦手。
3つ、その職業は、探偵――。
あるときは逃げ出した飼い犬を連れ戻し、
またあるときはひと目ぼれの相手を探し出す。
愛車ジムニーを駆りながら、
胸のすくような探偵活劇が、いま始まる!
『北北西に曇と往け』の面白い所【魅力と見どころ】
ここからは感想ということで、北北西に曇と往けの面白いところを書いていきます。
舞台描写(世界観)がとにかく魅力的
メインのジャンルは探偵活劇ということで、もちろん主人公のケイがミステリーを追うパートも面白いのですが、この漫画のなによりも素晴らしい所は、
アイスランドという舞台の描写。
漫画を読んでいて『アイスランドに行ってみたい』と思わせる魔力があります。
舞台の美しさを支える高い画力
この実際にアイスランドに行ってみたいと思わせる魔力は、作者である入江先生の繊細で高い画力によって支えられています。
少女漫画に近しいテイストながら、風景の描写も凝っていて、アイスランドの冷たい風を実際に体験しているかのよう。
人物の描写もきれいで、女の子もかわいい。
人物の描写(表情など)もしっかりしている
登場人物に関しては全体的にスマートな感じ。
特に主人公の御山慧(みやまけい)は大人っぽいスタイリッシュさと、子供っぽい無邪気さが同居していて、
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(こんな男になりたかった……)
と、男でさえ思うほど魅力的な男性キャラクターになっています。
もどかしく甘酸っぱい恋愛要素も面白い
ちなみに北北西に曇と往けでは主人公の慧とヒロインのリリヤ(ブロンドのアイスランド美少女)のちょっと甘酸っぱい感じの恋愛模様もあって、これがかなりほっこりできてとても良い。
慧の『美女が苦手』というちょっとした弱点も相まって、コメディ調で明るい要素もたくさんあります。
『北北西に曇と往け』の総評【かなりオススメ】
探偵活劇部分を差し置いての賞賛が多くなってしまいましたが、しっかりとしたストーリーもあるので間延びせず飽きずに読めます。
物語の持つ力と作者の描くアイスランドの魅力が見事にマッチした作品。
外国の風に当たりたい人はぜひ手に取って読んでみてください。