タイトルにビビっときたら『魔法使いの印刷所』ってマンガが合うかもよ。
ファンタジー世界を舞台にしたコミケのオマージュ的な漫画で、わいわいとしたファンタジー感と、同じくわいわいとしたコミケの楽しい雰囲気を両方一気に体感できる。
表紙を見てもらうとわかるとおり、とても画力が高くて、特に人物の衣装やファンタジー感のある背景には並々ならぬ熱量を感じました。
こういう作者のこだわりとか熱量を感じられる作品って、良いよね。
この漫画の総合評価
ストーリー | |
---|---|
Good! |
重厚なストーリーというよりファンタジー世界の生活感とか明るいわいわい感を楽しむ作品。 |
キャラクター | |
Very good! |
画力が高く、ファンタジー的な世界観を出すための背景や衣装の書き込みがすばらしい。 |
世界観・設定 | |
Excellent! |
コミケをファンタジー的な世界観にとてもうまく落とし込んでいる。 |
総合評価 | |
Very good! |
日常系とかお仕事系のファンタジーが好きな人にはぴったり! |
ファンタジー×コミックマーケット【魔法使いの印刷所】
あらすじ
ごく普通の女の子・紙谷美香はコミケ帰りにトラブルに巻き込まれ、
ファンタジー全開の異世界に転生してしまう。元の世界に帰るため、
美香は転移魔法を求めて魔導書の即売会『マジックマーケット』を立ち上げるが…。
*「コミケ」は有限会社コミケットの登録商標です。(Amazon公式)
見どころをちょっと紹介
ひょんなことからファンタジー世界へ転移した主人公のミカが、元の世界に戻るための魔法を探す手段として、魔法書の即売会【マジックマーケット】を開く。
テツヤグミの襲来、魔法書を求めて荒れ狂う亡者(魔法使い)たち。
第1回目のマジックマーケットが成功したのち、ミカはファンタジーなこの世界で印刷会社を立ち上げた。
(出典:魔法使いの印刷所1巻)
すべては元の世界へ戻る魔法を探すためである。
そんな目的のかたわら、マジックマーケットの中では、あちらこちらでちょっとした物語が展開される。
(出典:魔法使いの印刷所1巻)

この作品は、コミケのオマージュ的なお話でありつつ、その実はしっかりとした一つのファンタジー世界としてのリアリティを持った漫画である。
こんな魔法があったら、あんなことができたら。
そんなちょっとしたワクワク感を、しっかりとした筆致で描ききった良作なのであります。
この漫画が好きな人はこっちも楽しめるよ!
こういう日常系のファンタジー漫画が好きな人はこっちの作品も楽しめるよ。
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