小説を書くときプロットは作ったほうがいいの?

やあ、(プロットを作るのが苦手な)葵です。

小説を書くときによく言われるプロットの有無問題。

そもそも「プロットってなに?」という人は、簡単に言うと「物語の筋」、設計書のようなものです。

ものすごく簡素なものだと、こちらの記事で紹介した「誰が、なにをする物語」もプロットです。

今回はそんなプロットについて説明します。

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プロットって作ったほうがいいの?

結論から言うと、本当に初心者の人は別に作らなくてもいいというのがわたしの持論です。

というのも、プロットはあると便利なものですが、そこにこだわると筆が進まなくなるからです。

ちなみにわたしが『百魔の主』を書きはじめたときもプロットは作りませんでした。

ただし、冒頭でちらっと説明した『誰が、なにをする物語』という一行だけは念のため考えておいてください。

で、それだけでオッケーです。

  • 最終的に物語がどこに行きつくのか。
  • 途中でどんな出来事があって
  • どういうキャラクターが出てくるのか

全部は作らなくていいです。

プロットにがんじがらめになる

戦略的に小説を書くのであれば、プロットは必要です。

また、プロとして編集者と仕事をするときにもとても便利です。

プロットは作品の企画書みたいなものなので、あるのとないのでは相談の質がだいぶ異なります。

わたしは口頭でバーっと物語の構想を編集氏に語ったことがある。40分くらいひたすらに。
お、おお……

さすがの編集氏も結構困っていた!(当然である)

こんなときに構想の概要をまとめたプロットがあればとても便利です。

ですが、初心者の方はプロットを書くことでその設計書にがんじがらめにされてしまう可能性があります。

  • あ、この展開おもしろそう
  • 思ってたのと話の流れが変わってきた……
  • でもプロットあるし、それどおりに……

はい! 今そこにあった傑作がひとつ失われた!

プロットどおりに書くのって意外と難しい

わたしはWeb連載から本を出版した人間なので、物語全体よりもそのときそのときの1話がおもしろいかで展開を考えることが多いです。

ずいぶん書くことになれてきた今は、何話か先まで考えたうえで1話を書くことも増えましたが、そもそも最初のプロットどおりに物語を描くのは意外と難しいんです。

それなのに小説を書くのがほとんどはじめての人が、綿密なプロットを組んで作品を書くのはどだい無理な話。

できる人もいるかもしれませんが、わたしは「そこまでしなくていいんじゃないかな」と思っています。

プロットを書いて満足してしまう

あと怖いのが、プロットを綿密に練ってラストまで考え出した結果、なんか満足してしまうこと。

わからないからこそ書いていておもしろいということもあると思います。

作品というのは、自分が楽しんでかけたとき、良いものが生まれます。

そも、自分がおもしろくないと思っているものを書き続けるのとか苦痛以外のなにものでもないわけです。

というか楽しくないならわざわざ小説書く意味なくない?

もっと自分が楽しいことして過ごせばよくない?

プロになって印税ほしいとか、お金の希望があるにしても、それなら、ぶっちゃけ運みたいなところもある小説出版に懸けるよりもっとほかに良いビジネスあるよ。

プロットは適度に。最悪作らなくてもいい

たった一行の「誰が、なにをする物語か」さえ決めたら、あとはもう思うがままに書くのも全然アリだと思います。

そして、書き進めるうちに思いついた「これだ!」というラストを、メモに取っておけばいいんです。

もしかしたらキャラクターたちが徐々に勝手に動き出すようになって、結末が変わるかもしれない。

それもいいじゃないですか。

自分でも予想しなかった結末になったら、自分もおもしろい。

大事なのは、とにかく書くことです。

もし頭の中にぼんやりと物語や世界が広がっているのなら、それをちょっとずつでもいいから抜き出して文章にしてみると楽しいですよ。

気づいたときには最高におもしろい大作が出来上がっているかもしれません。

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