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【症例】文章直したい症候群【予防と治療方法について】

【注意】

この病にはいまだに特効薬が存在しないため、罹患しないための十分な注意が必要。

創作界隈において多くみられる症例であり、文章にかぎらずイラストなどにも同様の症例がみられる。

病名:【文章直したい症候群】

概要

この病は、過去に自分で書いた文章を読み直し、猛烈なまでの手直し衝動を覚えることを指す。

見直したものが古いものであればあるほど欲求が大きくなり、一度目にしたが最後、納得いくまで推敲を重ねてしまう可能性があるため、治療には十分な時間の確保が必要になる。

創作初心者はかかりづらく、主に中級者、道に迷いはじめた上級者がかかりやすい。

メリット

ただし、この病にはメリットも見受けられる。

すでに公開している作品が対象となった場合、当疾病による病的な推敲を重ねることで、読者の視認性向上、文章理解の助けになることもある。

とはいえ、文章のみならず展開や設定にまで手を出しはじめるとキリがないうえ、やりすぎると前後の整合性が取れなくなる可能性もあるため適度であることが寛容である。

デメリット

手直しが一部であればそこまで大きなデメリットにはならないが、すでに多くの文量を投稿している作品の場合、推敲の余波が前後に際限なく広がり、下手をすると新しい文章を作ることができなくなる。

基本的に創作は新しいものを生み出してなんぼであるため(原文より異訳)、やりすぎると総合的な成長の妨げになる可能性もある。

罹ってしまった場合はいかにその自分の状態を自覚できるかどうかが肝だ。

予防方法

もっとも端的な予防方法は過去を振り返らないことである。

しかし、まったく過去を振り返らないのも問題であるため、最終的には「これはこれでよし」とする強靭なメンタリティを保持することが重要。

見方を変えると、直したい文章を発見したことは、それを直すべきだと思える自分がいることの証明でもあるため、つまり端的に言うと「成長の証」である。

このことに気づけるようになると、重大な疾病になる前に予防することができる。

※ ただしあまりにもひどい文章だった場合は直したほうが患者にとって外的にも内的にもメリットとなる場合がある。

治療方法・その1

罹患してしまった場合のもっとも快適な治療方法は、意をけっして推敲に取り組んでしまうことである。

これによって直したい欲求を解消することで当疾病はいったん鳴りをひそめる。

しかし、対象文量によっては膨大な時間を要するため、医師と相談のうえ計画的な推敲を行うことが望ましい。

治療方法・その2

心を鬼にして目をつむることである。

なおこの方法には一定の精神的苦痛を伴う。

しかしその時間をつかって新たな文章を作り出すことが可能であるため、「推敲効果」と「新規生産効果」の比較衡量によって患者を納得させると治療がうまく進む可能性がある。

十分考慮されたし。

予後について

この「文章直したい症候群」に対してどのような治療を行ったかにもよるが、「治療法その1」を使った場合は予後も注意が必要。

直した文章は基本的に良くなるが、再び時間をおいてその文章を見た結果、再度直したくなる可能性がある。

もっともひどいパターンは「ああ、前のほうがよかった……!!」と患者が後悔するパターンであり、その良さに根拠が伴っていない場合がもっとも危険。

患者が「なんとなく前の方が……」とつぶやきはじめたら医師は緊急性を考慮するように。

また、さらに時間を置いたあとで「自分がどれくらい成長したかわからない」と言いはじめたときのために、医師は原本を確保すること。

患者にそれを見せることで、関連疾病の発病を予防することができる。

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