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百魔の主/漫画版

創作研究室(カテゴリー別)
葵大和
ライトノベル作家
カドカワBOOKSから『百魔の主』というファンタジー戦記小説を刊行しています(既刊6冊)。またコミカライズ版が秋田書店のweb漫画サイト『マンガクロス』にて連載中です。執筆歴は15年。最近はブログ書いたりもしています。うんち。
出版作品(小説/カドカワBOOKS)

百魔の主/葵大和

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Twitterでのバズりは作品の宣伝に効果があるのか?

やあ、葵です。(@Aoi_Yamato_100

小説家になろうやカクヨムで作品を連載している人で、Twitterを使って宣伝をしている人も多いと思います。

かくいう私も作品を更新した際には毎回『更新しました』というお知らせをTwitterで流しているのですが、今回話題にするのはそんなTwitterでのバズり現象についてです。

【バズる:buzz】
短期間で爆発的に話題が広がり、多くの人の耳目や注目を集め、巷を席巻すること、といった意味で用いられる言い回し。主にインターネット上におけるソーシャルメディア等を通じた拡散などについて用いられる。

weblo辞書:(https://www.weblio.jp/content/%E3%83%90%E3%82%BA%E3%82%8B

バズる、の基準がどういった規模の拡散からそう呼ぶのかは定かではありませんが、「いいね」や「リツイート」の数が数千~数万にもなればそれはバズツイートと呼べるものだと思います。

で。

実際にこうしたバズツイートが作品の作者から生まれた際、作品の宣伝効果は上がるのかどうなのか、という点で非常に参考になるツイートがあったため、それをご紹介しながら考えてみます。

この記事の著者について(葵大和)
葵です
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2.5万リツイート&9.6万いいねのツイートをした結果の宣伝効果

『小説家になろう』において実際に作品を連載している下田紀之さん(@noshimoda)が、実際にバズった結果どんな効果があったかに言及したツイートです。

作家さんでバズツイートをする方自体は結構いたりするのですが、こうしてどんな効果があったかまでまとめてくれているのは初めて見ました。

とても参考になる。

実際にバズったツイートはこちら

『バズる』現象は3日間で収束する

下田さんによると、バズる現象は3日間で収束するとのこと。

近年のコンテンツの流れる速度を見ると、個人的には「3日も持つのかぁ」という感想を抱きましたが、これだけのレベルで拡散されても3日で収束すると考えると、やはり人の中で情報が流れる速度が速いのかもしれません。

他ツイートへの影響はない

後述しますが、バズツイート自体にはそれほど拡張的な効果はないようです。

あくまでそのツイート単体について言及されるのであって、そこからツイートをした人自身や、その人がツイートしたほかの内容についてはあまり目を通されない。

これについては、『どんなツイートがバズったか』にもよるとは思います。(下田さんも該当ツイートを「面白つぶやき」と言及しています)

たとえばこれがイラストレーターさんなどによるイラストツイートだった場合、その絵柄が好きだと思った人は「ほかにもないかな?」と思って他ツイートをみたり、「今後もこの人が挙げるイラストを見たい」と思って作者をフォローすると思います。

実際に私はイラストレーターさんも多くフォローしているのですが、リツイートで流れてきたイラストを見て「良い‼」と思ったときはそういう行動フローを取ります。

メディアから取り上げたいとの問い合わせ

この効果について話すにあたって、本記事の結論を話すと、『ほぼ作品のアクセスには影響がない』となるのですが、本項目の『メディアへの取り上げ』が行われると、また違う効果があるかもしれません。

ただし、どのように取り上げられるか、というのも大事な気がします。

特に本ツイートのようにすでに数万リツイートをされているにもかかわらず、作品の宣伝効果があまり出ていない点を鑑みると、メディアによってさらにツイートが広まったとしても、効果は同じだと思います。

ツイートした本人に対し興味を引くような紹介のされ方をすれば何か効果はあるかもしれない。

フォロワーは一桁増加

正直「ここまでバズってもフォロワーは一桁しか増えないのか!」と驚きました。

ここで大事なのは、下田さんが続くツイートで言及しているように、「面白つぶやきの場合、発言者は気にされない」ということです。

ツイートの内容自体に発言者の何らかの特質みたいなものが付与されていないと、ツイート単体に対してはあくまでサっと「これいい!」(いいね)「みんなも見てよ」(リツイート)となるだけであって、「この人いい!」「どんな人だろう?」とはならないということですね。

下田さんが言及している「発言者本人がネタになる炎上つぶやき」が、まさしく「この人どんな人だろう?」となるツイートのうちの一つだと思います。

目的がどこにあるのかで、バズった時に効果が出るツイートの質も変わってくると思います。

まあ狙ってバズなんて起こせないんだけどな‼

プロフィールのリンクにはアクセスされない

前提として上でも述べたとおり、そもそもとしてツイートした人にさほど興味が向かないわけなので、プロフィール欄にリンクがクリックされないのにもうなずけます。

まあここはTwitterのプロフィール欄のリンクが気づきにくいとか、そもそもタップされづらいとか、そういうことも影響しているかもしれないのでなんとも言いにくいですが、上記の「フォロワーは一桁増加」から考えるに、おそらくそもそもとしてプロフィール欄にアクセスする割合が少ないのでしょう。

書いている話のアクセスは増えない

世知辛ぇ!

そういいたくなるところではありますが、そういうものだと知っておくとぬか喜びせずに済むかもしれません。

ちなみに、SNSでマーケティングなどをする人は、よくフォロワー数よりフォロワーの質が大事ということを口にします。

結局、アクションを起こしてくれるのはファンであって、なんとなくフォローしている人はSNS上での宣伝にさして見向きもしないということです。

バズツイートについても同じことで、まんべんなく広がっても、結局は内容がその人の琴線に触れないかぎりは、宣伝効果がないということですね。

結論:どんなツイートがバズるかが大事

結局のところ、「どんなツイートがバズったか」が重要であって、バズそのものに宣伝効果はないということが下田さんの分析のおかげでわかりました。

自分の作品を読んでもらうためにバズを活用したいのであれば、自分の書いている作品に興味を持ってくれそうな人にリーチするツイートを心がけると良いのかもしれません。

何度も言うがそもそも狙ってバズなんて起こせねえんだけどな‼

元も子もないな!

余談:どんなツイートが効果があるだろうかって話

どういうアクションや感情の動きを起こしてもらうと宣伝効果があるか、というのを考えると、それは結局のところイラストレーターによる「ほかの絵も見てみたい」と思わせるのと同じように、「この人の他の作品が読んでみたい」と思ってもらうところにあると思います。

創作論とかも作家としては興味を持ってもらえるかもしれませんが、たぶん普通の読者は創作論には興味がないと思うので、作品の宣伝としては同じくあまり効果がないような気がします。(創作論に主にひっかかる層は創作者だと思われます)

そう考えると、面白い物語を書いて、Twitterで流してみる、というのが宣伝効果としては良いのかもしれません。

結論:おもしろい物語を書け

落ち着くところに落ち着いたな……

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