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百魔の主/漫画版

創作研究室(カテゴリー別)
葵大和
ライトノベル作家
カドカワBOOKSから『百魔の主』というファンタジー戦記小説を刊行しています(既刊6冊)。またコミカライズ版が秋田書店のweb漫画サイト『マンガクロス』にて連載中です。執筆歴は15年。最近はブログ書いたりもしています。うんち。
出版作品(小説/カドカワBOOKS)

百魔の主/葵大和

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ファンタジー小説を書いていて『衣装』の名前がわからないときの対処法

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やあ、葵です。(@Aoi_Yamato_100

ファンタジー小説を書くときによく困ることがあります。

衣装の名称がわからない。

ファンタジーってさ、だいたい中世ヨーロッパとかさ、あるいは近代ロンドンとかのさ、ちょっとオシャレでカッコイイ衣装を着させるじゃないですか。

あるいは冒険ファンタジーだったらマントとかクロークとか、そのほかいろいろそれっぽいものを着せますよね?

そもそもファンタジーはそういう衣装でなければならないという決まりはないので、なにを着せても自由なんですけど、かといって異世界で現代日本の衣装を着ていたら読者は違和感を覚えます。

まあそれはそれとして、「よし、このキャラクターはこんな風体にしよう!」と頭の中に想像図を描いて、いざ書きはじめようとしたとき、こうなったことはありませんか。

イメージはついているのに衣装の名前がわからない

この記事の著者について(葵大和)
葵です
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イメージはついてるのに衣装の名前がわからない

なに、この、あれだよあれ。

どれだよ。

こう、ふわっとしつつもさ? 内側にはカッチリ系の衣装着てて、えーっと……

わからない。

小説はマンガやアニメと違って情景描写を言葉で説明しなくてはなりません。

言葉は小説の命です。

で、衣装にかぎらない話ではないのですが、まあ固有名詞ってのがとても厄介

なにげない動作や会話は普段から使っている。

そして読む側も外国人でなければ同じ言語のフォーマットを使って言葉を理解するので、普段使いしている言葉はなんの問題もない。

けれど、固有名詞だけはどうにもなりません。

さらに問題なのが、調べようにも検索する言葉が思いつかないこと。

解決方法:固有名詞だけは学ぶしかない

頭の中のイメージを吸い上げて、自動で検索をかけてくれるサイキックAIが誕生しないかぎりは、自分で覚えるしかないというのが結論です。

検索語がわからなければ、思い浮かべているものの特徴を羅列して、google先生にがんばってもらいましょう。

わたしがよく使うのはその方法です。

でも、最近はSNSなどでフォロワーさんに力を貸してもらうこともあります。

自分が持っていない知識は人に教えてもらうことも重要。

  1. 表現を変えて検索
  2. 特徴を羅列して検索
  3. ほかの人におしえてもらう

また、世の中にはたくさんの資料があります。

たとえばこういうの

こういった資料本の中に、自分が思い浮かべていたものがイラスト付きで入っていれば、一気に理解が深まります。

そのうえ、+αで「こういうのもいいな!」という衣装に出会えたりもします。

ほかの類似した情報にもついでに触れられるのはでかい。

小説はとりあえず書いてみる、というのが一番重要です。

ですが、少し書くことに慣れてきたらこういった資料にも手を出してみると、作品世界がより深まって良い小説ができます。

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