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『バビロンまでは何光年?』の面白い所を紹介する|心に刺さる宇宙放浪記

やあ、(宇宙ものも大好きな)葵です。

適度なギャグとエロと、なによりじんわりと心に刺さる示唆に富んだSF漫画があります。

その名も『バビロンまでは何光年?』。

作者は道満晴明先生で、一巻完結型の漫画。

絵は線がしっかりしていて味もあって結構好きです。

ほかにも上下巻完結漫画や、単巻、少ない巻数でスッキリ終わる作品を描いてらっしゃるので、短くてもしっかり内容が詰まったマンガを読みたい人にはおすすめ。

じんわり心に刺さるSF宇宙放浪記【バビロンまでは何光年?】

タイトルが不思議な感じで、いったいどういう物語だか予想させない漫画ですね。

でも、実際に読んでみると、結構腑に落ちるというか、劇的に伏線があるわけではないんだけど、妙にすっきりとした読後感を味わえます。

適度なニヒリズムと心が温まるキャラクターの関係性が見どころ

全体的に示唆に富んだエピソードが多く、ちょっとしたキャラクターの言葉や行動がじんわりと心に刺さります。

とはいえ、けっして重苦しかったり説教っぽかったりするわけではなく、テイストとしては適度なギャグとエロが混じっていて読みやすい。

(©バビロンまでは何光年?)

腹痛を催した人間にとっては圧倒的安心感をもたらす玉座みたいなものです。

ちなみに本作中では地球は滅亡しています。

主人公は地球最後の生き残りバブ(本名ダニエル)。

この主人公は特別な力があったりするわけでもなく、読者と同じ等身大の一人の人間として描かれます。(まあちょっとメンタルが強すぎるところもあるけど)

旅のお供をしている二人の異星人は結構なハイスペック。

でもこの地球人と異星人のさりげない会話の中にも、地球独特の考え方というか、人間の業みたいなものが見え隠れして、おもしろい。

ストーリー性はしっかりとある

『バビロンまでは何光年?』は、一巻の中にしっかりとストーリー性があります。

単巻なのでめちゃくちゃ長くて壮大、ってわけじゃないけど、舞台になっているのが広域宇宙なので、短くても意外と壮大さがあってとても良い。

基本的には主人公ダニエルが地球の記憶を探しつつ、途中で出会ったカレルレンという女性とのあれやこれやがありつつ、最終的にはめっちゃ壮大な出来事に巻き込まれてうんちゃらかんちゃらする。

終わりはハッピーエンドと言って差し支えないと思います。(途中でちょっと悲しいシーンはあるけど、それも伏線なので必見)

(©バビロンまでは何光年?)

左下にいるのがヒロインのカレルレン。

どうしよう新しい性癖に目覚めそうだ。
悪魔っ娘的な外見も悪くない。

ちなみにここで言っている「過度に働いた種族保存本能」が本作のエロの元になっているわけですが、けっして下品なわけではなくて、よりアカデミックというか、意外とストーリーの根幹に関わってきていて非常におもしろいです。

だが描写は結構ストレートだから気をつけろ!

総評として【バビロンまでは何光年?】

総評としては、

  • 良い単巻漫画を読んだ
  • 読後感もすっきりでよかった

そんな感じです。

単巻漫画は小説で言う短編みたいなもので、きれいにまとめるのが非常に難しいです。

それをしっかりとした物語体験をさせたうえでうまく収めている漫画は、本当に良いものだと思います。

ちょっとニヒルな雰囲気だったり、それでもところどころで心が温かくなったり、とにかく1冊の中でいくつもの良質な物語体験ができる漫画なので、気になる方はぜひ読んでみてください。