【Amazon】今日のタイムセール商品!

さよなら私のクラマーの面白い所を紹介するよ|サッカーの面白さ全部入れた

さよなら私のクラマーのレビュー

やあ、(百魔の主を書いている兼業作家の)葵です。(@Aoi_Yamato_100

女子サッカーと侮るなかれ。

卓越した画力と、ぞわりと来るシーン、そして古今東西の豊富なサッカーの知識が見事なバランスで組み込まれたサッカー漫画があります。

その名も『さよなら私のクラマー』。

サッカー好きにはたまらないし、サッカーについて詳しくない人でも、サッカーという一つのスポーツを通して繰り広げられるヒューマンドラマに間違いなく心が震える。

なにより、試合シーンはマジでワクワクドキドキするし、この漫画を通してサッカーについて詳しくなっていける良作でもあります。

今回はそんな『さよなら私のクラマー』についてレビューします。

体が沸き立つシーンが目白押し!イチオシのサッカー漫画『さよなら私のクラマー』

ちなみに作者は新川直司先生。

『四月は君の嘘』で数多くの読者を泣かせてきた漫画家で、ヒューマンドラマを書かせたら右に出る者はなかなかいません。

そんな新川先生が描く漫画だから、「ヒューマンドラマ寄りな漫画かな?」と思っていたのですが、良い意味でその期待を裏切られました。

サッカーガチ勢じゃん。

マニアックなサッカーの知識

本作で出てくるかつてのサッカーの偉人やサッカーの戦術用語が、かなりマニアック。

そのうえ的確で、一番すごいのはマニアックな知識をわかりやすく組み込んでいること。

サッカーを知らない人でも戦術について漫画内で具体的にわかるように工夫がされているし、知っている人は思わずにやりとしてしまう深い知識もしっかり拾われている。

このバランスが絶妙で、サッカー素人もサッカー玄人も引き込まれるような絶妙な匙加減。

すっげぇ楽しい。

キャラクターごとのプレイスタイルに思わずニヤリ

スポーツ漫画では各キャラクターの得意分野をとがらせるのは常套手段ですが、中でもサッカーは多くのポジション&プレイスタイルがあるスポーツです。

『さよなら私のクラマー』でもそういったプレイスタイルの区分けはされていて、キャラクターを覚えやすくさせるのに一役買っていますが、

そのプレイスタイルの選び方がまたニヤリとする。

さよなら私のクラマーの井藤のシーン(出典:さよなら私のクラマー1巻/新川直司)

この10番の見せ方よ。

井藤春名というファンタジスタが躍動したシーン。

この10番の見せ方にピンときた人間は今すぐ読んだほうがいい。

ほかにもこういうゾクっとくるシーンがたくさんある。

試合シーンのスーパープレイの絵に迫力がありまくる

やっぱりスポーツといえば戦術も良いけどスーパープレイですよ。

『さよなら私のクラマー』ではサッカーというスポーツの戦術性についてもかなり丁寧に描いてくれていますが、その合間合間で繰り出される各選手の輝きを描くのが本当にうまい。

さよなら私のクラマー、井藤の神トラップ(出典:さよなら私のクラマー1巻/新川直司)

井藤ちゃんの神トラップのシーン。

これを読んでた時「ふおぉぉ!」となった。

落ち着け。

ちなみになぜこんなに井藤ちゃんのシーンを紹介することが多いのかというと、井藤ちゃんが個人的イチオシキャラだからです。

  • 天然&天才
  • 古典的10番(ファンタジスタ)
  • かわいい(重要)
井藤ちゃんのシーンでご飯三杯食べられる。

ヒューマンドラマも秀逸

サッカーというスポーツ、それも女子サッカーという競技人口の少ないスポーツをテーマに、さまざまな切り口からキャラクターの人生を掘り下げています。

『さよなら私のクラマー』の良いところ(そしてすごいところ)は、この漫画に込められた様々なドラマが、女子サッカーを題材にしていなければ書けないところです。

それくらいしっかりと女子サッカーの現状を描いていますし、だからこそストーリーに説得力があります。

ただの女子学生を主題にした青春ドラマではない。

苦も楽も、喜びも悲しみもすべてを兼ね備えた良質な物語が『さよなら私のクラマー』の中に込められている。

\なんて良い漫画なんだ……!/

泣くなよ!
作品としての在り方に感動してしまって……

まとめ:いいから『さよなら私のクラマー』を読め

そんな感じで今イチオシのサッカー漫画『さよなら私のクラマー』。

現在10巻まで刊行されていて、最新話に追いつくのもそこまで大変ではありません。

そして「先が気になって気になって仕方ない」という漫画作品とは少し違いますが、逆に「気づいたら読み返している」という稀有な漫画です。

ちなみに私は今4周目。
(これは10周いくな……)

サッカーをよく知っている人にも、あまり知らない人にも、どちらにも力強くオススメできる漫画なので、気になる人はぜひ読んでみてください。

余談:タイトルが指す『クラマー』って一体なに?

おそらく『日本サッカーの父』と称される『デットマール・クラマー』のことを指しているものと思われます。

デットマール・クラマーは日本サッカー界初の外国人コーチであり、サッカー日本代表の基礎を作って、日本サッカーリーグの創設にも尽力したすごい人。

『さよなら私のクラマー』では指導者に焦点を当てている部分もありますし、女子サッカーの黎明および隆盛を描くという点からも、関係があるのかもしれません。

詳しい人も詳しくない人も楽しめる イチオシ!サッカー漫画まとめおすすめサッカー漫画をまとめてみた!【玄人向け・万人向けで分類】