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百魔の主/漫画版

創作研究室(カテゴリー別)
葵大和
ライトノベル作家
カドカワBOOKSから『百魔の主』というファンタジー戦記小説を刊行しています(既刊6冊)。またコミカライズ版が秋田書店のweb漫画サイト『マンガクロス』にて連載中です。執筆歴は15年。最近はブログ書いたりもしています。うんち。
出版作品(小説/カドカワBOOKS)

百魔の主/葵大和

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小説のアイデアの出し方!『あれ』をやるとよく閃く?【執筆歴13年の経験則】

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やあ、葵です。(@Aoi_Yamato_100

劇的に最高な小説のアイデアがうまく思いつかない。

小説のアイデアって出るときは出るし、出ないときは出ないんですが、10年以上小説を書き続ける生活を送ってきたわたしが、「こういうときはよく閃くなぁ」って思うシチュエーションをご紹介します。

基本的に経験則になるので、エビデンスとか脳科学的にはとかそういうのはありませんが、実体験としてこれは鉄板というものだけ挙げているので、参考にしてみてください。

本記事はこんな人におすすめ!
  • 小説のアイデア出しに詰まっている
  • 小説を書くうえで良い習慣を身につけたい
この記事の著者について(葵大和)
葵です
タップできる目次

小説のアイデアや構想が閃きやすいとき

むーん、と押し黙って考えているときより、なにか単純な作業をしているときに良いアイデアを思いつくことが多いです。

中でもこのあたりは特に多いってものを3つ挙げると、

  1. 歩いてるとき
  2. 車の運転をしているとき
  3. 瞑想をしているとき

それぞれ個別に説明していきます。

①:歩いているとき

そんなんたいていの人間は歩いてるじゃねえか!

そう思ったそこのあなた、そのとおりです。

でも、わたしは小説を書いていない人よりは、歩いているときに小説のことを考えていることが多いと自負しています。

で、実際に長い時間歩いているときに、よく物語スイッチが稼働して、頭の中でいろいろなシーンが流れはじめます。

実際に連載している作品のワンシーンだったり、完全に新作な物語のワンシーンだったり。

(あっ、今竜が飛んでいった)

登場人物は基本的にみんな新しくて(たぶんある程度のステレオタイプ化はされている)、

  • こういうキャラが
  • 別のこういうキャラと
  • こういうやりとりをする

という感じに、一連のシーンとして勝手に再生されることが多いです。

で、話を戻しますが、歩いているときとはいってもいろいろなシチュエーションがありますよね。

実際にどういう歩きのときによく思いつくのかと言うと――

  • 周りに気を遣わずに歩ける状態
  • 30分以上継続して歩いているとき

この状態のときに思いつくことが多いです。

ちなみに自転車に乗ってるときもたまになる。

運転には気をつけろよな。

ただし注意なのが、こういう閃きってちょっと時間が経つと「あれ?さっき思いついたのどんなのだっけ?」って忘れてしまうので、とりあえずメモを取るようにしています。

自転車だとさ、危ないからちゃんと走るのを止めてメモを取るようにしてるんだけど、ひどいときは200メートル置きに自転車を止めてなんかメモ取ってるから、周りの目が気になる。

大丈夫だ、ただの変な人としか思われてない!

ちなみにさっきの2つの条件を満たしやすいのはトレーニングジムで歩く系のマシーンに乗ってるとき。

これならメモ取ってても変に思われないし便利。

昔の哲学者も歩きながら思索にふけっていたっていうし、歩くこと自体は脳の閃きに対してとても有効なのかもしれないね。

②:車の運転をしているとき

これは小説という分野にかぎらずアイデアの閃きに関してよくたとえが上がるシチュエーションですね。

運転には!気をつけろよな!

※ちゃんと交通法規は守っています。

実際に車の運転をする前までは、歩いているときに良いアイデアを閃くのが大半だったのですが、仕事をはじめて車によく乗るようになってからはこっちの比重もなかなか無視できない感じになりました。

運動は脳の血流が良くなるのでなんとなくアイデアが出やすいことにも納得だったのですが、車の運転のときはどうしてなんでしょうね?

ただ、2つに共通するのは「あまり余計なことを考えなくなる」というところなので、そのあたりが発想や閃きに関係しているのかもしれません。

じっとしているといろいろ無駄なこと考えちゃうもんね。

適度に集中が必要な状態を維持しつつ、多少は脳の処理能力に余裕がある状態を継続できると良いのかもしれないな。

とりあえずこの2つは鉄板です。

③:瞑想をしているとき

それって瞑想できてなくねえ?(そのとおり)

「瞑想ってなんなの?」って人は、最近マインドフルネス瞑想とかがちまたで流行っているので調べてみてね。

瞑想的には失敗だけど創作的には成功している。

  • 閃いてしまった(雑念)
  • メモ取りたい(雑念)
  • 瞑想やめよっかな……(雑念)
  • ああっ、次のシーンがこうなって次がこうなって(雑念)

わたしは雑念だらけの人間です。

瞑想は実際にメンタルの改善に効果があるという科学的根拠がたくさん出ているので、単純におすすめではある。

実際に瞑想するときに「よし、閃こう!」と思ってやるのでは本末転倒ですが、継続的な瞑想が日々のクリエイティブな発想のプラスになることも科学的に証明されているので、習慣にしてみるのはアリだと思います。

まとめ:アイデアや構想は単純作業中に閃くことが多い

冒頭でも述べましたが基本的には経験則なので、参考程度にお読みください。

ちなみに最近では「歩行瞑想」なんてものもあるみたいなので、よりいっそうのアイデア閃き効果が得られそうですね。(わたしもたまにやってます)

アイデアがよく閃くとき3選
  1. 歩いているとき
  2. 運転しているとき
  3. 瞑想しているとき

ほかにも「私はこういうときによく閃くよ!」っていうのがあればぜひ教えてください。

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