【ラグナクリムゾン】強さの果てを目指した怪物の物語【漫画】
やあ、葵です。(@Aoi_Yamato_100)
主人公がとてつもなく強いマンガってやっぱりおもしろいよね!
そのうえでちゃんとバトルシーンの迫力がすごいとか、主人公がカッコイイとか、そういう要素があるとよりいっそうワクワクするわけですよ。
というわけで、今回はそんな特徴に超合致するファンタジー漫画をご紹介。
その名も『ラグナクリムゾン』。
こんな人におすすめ!
- ものごっつ強い主人公が好き
- 努力型と才能型のハイブリッドだとより好き
- 迫力のあるバトルシーンが好き
タップできる目次
竜と人と、限界を超えた強さの先を目指した怪物の物語【ラグナクリムゾン】
ポチップ
あらすじ
銀剣を振るい、竜を狩り、報酬をもらう職業──『狩竜人(かりゅうど)』。ヘボ狩竜人の少年・ラグナは、ぶっちぎりの竜討伐数を誇る天才少女・レオニカとコンビを組み、日々、竜討伐に挑んでいた。ラグナの願いはひとつ──「強くなれなくてもいい。レオのそばにずっといたい。」少年の想いは最凶最悪の竜の強襲により、儚くも散りさる…。挑むは、絶対強者。抗うは、強制運命。限界のその先へ──。超ストイック異世界極限バトル!!(Amazon公式紹介文)
ラグナクリムゾンの魅力と見どころ【感想】
①とにかく主人公が強い
世に俺TUEEEは数あれど、ラグナクリムゾンの主人公ラグナもまあ強い。
しかし待ってくれ。
ラグナの強さはよくある「神様ギフト」とは一味違うんだ。
狂気的な鍛練とギフト型のハイブリッドなんですよ。
どういうことかと言われるとネタバレになるのであまり言えないのですが、
- チートっぽいけどチートじゃない
- 明確な理由がある
- その理由が狂気的なまでの努力型
こんな感じで、ちゃんと神様のテヘペロ以外の理由があるのが個人的には超グッドでした。
ちょっと穿った表現をすると「転生による力の逆輸入」って感じです。
異世界転生モノをよく見たり読んだりする人はわかるかもしれないですが、強くてニューゲームの亜種みたいな感じで、慣れてる人でも「なるほど、おもしろい」と思うこと間違いなし。
ポチップ
②戦闘シーンの迫力がすごい
最強モノって、能力的には最強でも実際にその力を使いまくるとストーリーが簡単に終わってしまうから、微妙に力を小出しにすることありますよね?
それはそれでストーリーに説得力があれば良いのですが、あきらかに作者のご都合的な部分が見えてしまうと、げんなりしてしまうものです。
でも、その点このラグナクリムゾンは主人公がガッツリ戦う。
ガッツリ戦ったうえで、ときに圧倒的に、ときに派手に勝つ。
逆に言うと、最強系でありながら展開の緊迫感も楽しめるという点で、こちらもハイブリッドなおもしろさを体験できる良いストーリーだと思います。
ポチップ
③まだ巻数が多くないのですぐ追いつける
おもしろそうなマンガを見つけても、すでにそのマンガが20巻とか30巻とかになっていると、
これがおもしろかったら絶対全巻買ってしまう……財布の中身がやばい……
ってなることありません?
わたしはその作品がおもしろいとついつい電子書籍サイトを使って1日で全巻買ってしまう病を患っているので、結構財布の中身がやばいです。
だから財布の中身がスカスカなときは、あんまり巻数が多くないものを選んで読むようにしてます。
で、その点このラグナクリムゾンはまだ巻数が一桁台。
お財布に優しいわけですよ……!
全巻買っても4000円くらいか。
まあ逆に「長く楽しみたいから」とすでに長編と呼べるくらい巻数が出ている作品を買う人もいると思うのですが(わたしも基本的にはそっち)、ラグナクリムゾンは4巻まで読んだだけでも十分楽しめた。
1冊に入っている内容が多いので、かなり良い感じ。
まあそれでもやっぱり「早く続き読ませてくれ!!」とはなるんだけどな!
おもしろい作品を見つけてしまったときのさだめだ……
おもしろい作品が読みたいけどあんまり買いすぎたくない、という人にはぜひ手に取ってもらいたい一品。
ポチップ
まとめ:ラグナクリムゾンのオススメポイントはこの4つ
- 強い主人公が良い
- その強さに努力(狂気)の片りんがあるのが良い
- 迫力のあるバトルシーンが良い
- 現時点で長すぎない
ということでラグナクリムゾン、マジでオススメ。
バトルに爽快感のあるファンタジーマンガを探している方はぜひ読んでみてください。
ポチップ
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余談:ラグナクリムゾンを創作者目線で見てみる
読者目線でラグナクリムゾンの魅力や面白いところを説明しましたが、ここからは物書きとして面白いと思ったところを挙げてみます。
自分の作品にこの面白さを活かしたいと思う人はぜひ参考にしてみてください。
良いと思った点まとめ
①強さの理由付けが一味違う、そして上手い。
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④強すぎる主人公をしっかり活かしながらストーリーに起伏をつけるのが本当にうまい。
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⑤作品世界の竜の設定がおもしろい。吸血鬼にちょっと似てるけど、正体がアレというのがストーリーに広がりを持たせている。