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百魔の主/漫画版

創作研究室(カテゴリー別)
葵大和
ライトノベル作家
カドカワBOOKSから『百魔の主』というファンタジー戦記小説を刊行しています(既刊6冊)。またコミカライズ版が秋田書店のweb漫画サイト『マンガクロス』にて連載中です。執筆歴は15年。最近はブログ書いたりもしています。うんち。
出版作品(小説/カドカワBOOKS)

百魔の主/葵大和

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小説が書けなくなった時の対処法【スランプ脱出策/解決策】

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やあ、葵です。(@Aoi_Yamato_100

今まで小説が書けていたのに、ふっと気づくと書かなくなっていたり、書けなくなっていたという経験はありますか?

私はあります。

原因は人それぞれあると思いますが、個人的に一番多いかな、と思うのは習慣が途切れた時。

というのも、「書けない」という時でも実際にとりあえず書きはじめてみると案外書ける場合が結構あります。

ですので、意志力さえなんとかできれば「とりあえず書き始めてみる」というのが初手として有効ですが、さすがにそれだけでは味気がないので、

それでも書けない時の対処法

として、私がよくやるスランプ対処法(解決方法)をいくつかご紹介します。

14年の執筆人生の中で「これは効果あった」というものを紹介するよ。

この記事の著者について(葵大和)
葵です
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小説が書けない時の対処法①:好きな小説を読む

これが一番効果がある対処法。

自分の好きな小説を読む。

小説の文章力を最速で上げる方法【おすすめの書き方と習慣】という記事でも書きましたが、私は「自分の好きな作品を参考にする」という手法をよく薦めています。

この手法は小説が書けなくなった時にも結構有効で、自分が書いたもの以外の「好きな小説」を読むのもかなりモチベーションに繋がります。

私はよく好きな小説を読んで、1ページ読んだくらいで「あ、書きたい」という欲望が湧きます。

作品が面白いということ以外にも、

  • この文章良いなぁ
  • この構成うまいなぁ

などなど、ちょっとした感動ポイントを経ると「参考にしてみよ」と思って書き出すことが多いです。

で、いったん書き出すと案外スラスラ書けることがままある感じ。

小説が書けない時の対処法②:自分の作品を読み返す

その①と似ていますが、自分の作品を読み返すのも良い方法。

この方法の場合、たいてい次の二つのきっかけで書くモチベーションが上がります。

文章を直したい

時間が経っていれば経っているほど、以前に書いた文章は粗が見えるようになるもの。

  • 「今ならもっとうまく書ける」
  • 「この表現の方が良い」

などなど、自分の作品を読み返すことでふつふつと推敲欲求が高まります。

で、推敲をしていると新しい展開が閃いたりして、新しい話を書けるようになることが多い。

思わぬ伏線の種を見つけたりもするので楽しいよ。

ただ、あまり推敲にのめりこみすぎると抜け出せなくなるので、リライト系はほどほどに。

やっぱおもしれえな!

スランプに陥る原因もいろいろあると思います。

  • 自分の小説が面白いかどうかわからなくなった
  • 考えていた展開が思ったより面白くなかった

ただ、自分が思っているより自分の作品って面白いですよ。

頭の中でぼんやりと浮かんでいたこれまでの展開も、実際に読み返してみることでハッキリと面白いと感じることがあります。

そう思えればモチベーションも上がって、「続き書こう」と思えることも自然と増えるもの。

自作以外の小説を読むのも良いですが、せっかくなので自分の作品を読み返すのもアリ

作品の質も上がるので、一石二鳥である。

小説が書けない時の対処法③:一旦思いっきり離れてみる

いっそのこといったん全部忘れて、別のことをしてみるのも良い。

それまで書いてきた状態をキレイに捨てることにもなるのでちょっと勇気がいりますが、いったん離れてみると新しい視点を得ることができる場合があります。

ずるずると「なんとなく書けない」状態を続けるよりは、ハッキリと離れてしまって、もう一度「書きたい」と思う瞬間を待ってみるのもアリ。

一度は「書きたい」と思って書き始めた小説なら、もう一度「書きたい」と思うことは必ずあります。

その間にインプット作業をするとさらに良い

小説を書くことから離れているうちにいろんな知識をインプットするとさらに良いでしょう。

小説が書けなくなる理由の一つに、インプット量不足もあります。

書きたいけど(技術・知識的に)うまく書けない

こういう状態も少なからず存在します。

理由が知識や技術面の問題だった場合、作品に関連する知識をインプットしていく中で「これが書きたい」「こういうものを書きたかった」というのが見つかることもあります。

そうなったらしめたもので、あとはモチベーションの勢いのままとりあえず書きなぐってみるとまた書くことが習慣化していくことがある。

小説が書けない時の対処法まとめ

そんなわけで、小説が書けない時は無理して書こうとするよりも、別作品を読んだり、あえて思いっきり離れてみたり、「新しく書く」こと以外の行動を挟んでみると結構また書けるようになります。

小説が書けない時の対処法
  1. 好きな小説を読む
  2. 自分の作品を読み返す
  3. 思いっきり離れてみる

今回はモチベーション的に「書けない」という時をテーマにお話ししました。

ちなみに、

そもそも小説ってどうやって書けばいいのかわからない

そんな創作初心者の方は、下記の記事から自分の知りたい「小説の書き方」を探してみてください。

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