蜘蛛の巣が顔に掛かったときのメンタルハック術【幸運＆吉兆の証】

タイトルからして出落ち臭がすごい。

でも、今日も世の中に一人くらいは、

「ああっ！　蜘蛛の巣にひっかかった！　すごく、嫌な気持ちになった！」

って人がいると思うのでそんなときにわたしが使っているメンタルハック術をご紹介します。

／知らない!!＼

なに？　なんなの？

ライフハックとかメンタルハックとか。

パルスのルシのコクーンがパージとか、エビデンスフィナンシャルグループ（造語）とか、そんなのと近しい気がするんだけど日本語でおｋ。

蜘蛛の巣が引っかかるのは幸運の印ハック

人間、生きていればそれはもう数えきれないくらい蜘蛛の巣に引っかかります。

まだ引っかかったことがない？

今すぐ森へ行って来い。

さて、引っ掛かりましたね？

そしたら嬉しがってください。

実はクモって昔から縁起の良い虫と言われています。

蜘蛛は幸運の象徴である

見た目はあまり好きになれないという人が多い蜘蛛ですが、昔からいろいろな吉兆の象徴として知られています。

ほかにもかの文豪、芥川龍之介が蜘蛛の糸という作品を書いて、さもなんか人間を助ける良いやつっぽい感じになっています。

くわしい解釈についてはガチ勢が怖いので言いません。

そんなわけで、蜘蛛の巣は幸運の象徴。

蜘蛛の巣にひっかかるってことは「今からお前を幸運にしてやる」という蜘蛛のメッセージ。

そう信じると意外と「まあ良いことあるんならいっか！」となります。

これが蜘蛛の巣メンタルハックです。

迷信やジンクスって『使いよう』だよねって話

少しまじめな話をしましょう。（今までも至極まじめだったけど）

蜘蛛の巣に引っかかるというのは、まあたしかに物理的には面倒なことです。

顔はべたべたするわ、髪の毛に引っかかったのが取れないわ、なんか背中に本体ついてそうで不安になるわで、とてもそわそわします。

で、たぶん昔の人もそうだったんじゃないかなぁ、と。

でも、ただ「蜘蛛の巣にひっかかった！　嫌な気持ちになった！」だけじゃあまりにもひどい話です。

だから誰かが「蜘蛛は幸運の象徴なんだよ（適当）」って言って、蜘蛛の巣にひっかかって嫌な気持ちになってた人を慰めたんじゃないかな、と。

たぶん人生で蜘蛛の巣にひっかからない人はいないと思います。

それくらいあいつらはどこにでも巣を貼るしおめえ玄関出て２歩の位置は卑怯だぞ！最近は建物が増えて巧妙化してきてる気がします。

そんな、誰もが通る「嫌なこと」を、たった一言で「良いこと」に変えてしまう力が言葉にはあるようです。

そして誰もが経験することだからこそ、こういうなにげない良いジンクスが広まることで、人類の総体的な幸福感の向上に寄与しているとわたしは思います。

昔からあるっていう『時の積み重ね』と『それっぽさ』も大事

まあしかし、こういう迷信やジンクスというのも、「昔から言われている」という時の累積による権威性があってこそ。

あとは、「それっぽい」（リアリティがある）ことが結構重要で、「うんこ踏むのは幸運の象徴！」ってわたしが言いまくったところで、周りの人は信じてくれないと思います。

／うんこ踏め＼

そもそも蜘蛛が幸運を引き連れてくるなんてエビデンスの取りようはないし、科学的に証明しろって言われてもどうにもできないものです。

理論的にはクソ真面目に統計を取れば傾向としてなにかわかるかもしれませんが、こんな荒唐無稽な実験をする人はあまりいないでしょう。

でも、そうやって「科学的にはよくわからないけど昔からそう言われているもの」というのは、結構人間のメンタルを助けるのに役立ちます。

確かめようがないからこそ聖域のごとく一定の権威が残るし、同じく超理屈っぽい人でも「まあそんなもんかな」と放っておける軽さがある。

このジンクスをはじめに使った人がどこまで考えていたかはわかりませんが、今でも残っているそういったジンクスは、せっかくなのでプラスに活用するのが良いんじゃないかな、とわたしは思います。

だから、蜘蛛の巣に引っかかったら「あ、なんか良いことあるかも！」と無根拠に思うようにしてみると、その日が案外良い日になるかもしれませんよ。