人はなぜ小説を書くのか?【とある作家の出した1つの答え】

やあ、(百魔の主を書いている)葵です。(@Aoi_Yamato_100

小説を書く意味について考えたことがありますか?

「楽しいから」と一口に言ってしまうことはできるものの、それだけではなんだか味気ないですよね。

どうして「マンガ」や「映画」ではなく「小説」なのかと言われれば、いくらでも答えようはあるのですが(関連記事:表現手段として小説を選ぶべき4つの理由)、

「そもそもどうして小説を書くのか」

と言われるとそれは創作行為そのものについて考える必要が出てきます。

かくいうわたしは「絶対に小説でなければダメだ」という確固たる意志があって小説を書きはじめたわけではありません。

媒体そのものより「物語」が好きで書きはじめました。

そのときどうして「小説」という媒体を選んだかといえば、

  1. 「書こう」という原動力になった作品が小説だった
  2. 「いますぐ」にやろうと思ったときに持っていた手段が「文章」のみだった
  3. 「投稿サイト」という人に見せられる環境がちょうどあった

この三点が大きかったのかな、と思います。

一番影響が強いのは以前「私の人生を変えた最高のエピック・ファンタジー小説」という記事でもご紹介した「ベルガリアード物語」が「小説」だったからでしょう。

ともあれ今回は、この「どうして小説を書くのか?」についてわたしなりの考えを述べたいと思います。

タップできる目次

人はなぜ小説を書くのか

創作

なにかを作るというのはとても孤独な作業で、衝動にかられて書いていると最初は楽しいものの、ふとしたきっかけで「なぜ小説を書いているのか」という疑問にかられることもあります。

作る楽しさというものはたしかにあって、それだけで筆を進められる人もいるかもしれません。

でも、個人的にはこれだけで一生書き続けられる人はいないと思います。

一番は、

「こういうのおもしろくない? 君はどう思う?」

ではないでしょうか。

良いと思ったものを人に知ってもらいたい

良いと思ったものは人に知ってもらいたい。

そして「おもしろいね」と喜んでもらえたらなおのことうれしい。

もしそれが自分の作品だったら至上の喜びである。

どれだけ取り繕おうと、外に自分の創作物を発信する人にはこういう思いがあるはずです。

ちなみにわたしは超ある。

人は共感されたい生き物で、かの心理学者マズロー的に言えば「承認されたい生き物」です。

逆に言うと、自分の承認欲求がそういった創作以外の部分で十分に満たされている人は、あえて小説を書こうなどとは思わないのではないでしょうか。

わたしが当時どういう心理状態にいたかはあまり覚えていませんが、今でも自分の書いた作品が誰かに「おもしろい」と言ってもらえるのは嬉しいですし、「感動しました」なんて言われた日には「ああ、生きてよかった……」くらいにうれしくなります。

もしわたしと同じタイプの人がいれば、「これだけで創作をする意味はあるよ」とお伝えしておきます。

ちなみに創作という行為に関しては、かの村上春樹氏が出しているこのエッセイがとてもおもしろかったので、ぜひ読んでみてください。

実際に小説を書くことでなにか良いことはあったのか

ここからはちょっと個人的な話になります。

実際に小説を書くことでなにか良いことはあったのかということについて。

結論から言うと、

あった。超あった!

おおげさかもしれませんが、わたしは小説を書き、公開するということを続けるうちに、ぶっちゃけ生きる意味みたいなものを見つけました。

これは「百魔の主6巻」のあとがきでもちらりと書いたことですが、

(持ってる人がいたらあとがき読んでみてね)

人は感動するために生きていると思うんです。

小説を書くことで生きる意味を見つけた

  1. 喜んだり
  2. 楽しんだり
  3. 悲しくなったり
  4. 怒ったり

生きているうえで人間にはいろいろな感情が現れますが、特に深く感情が動いたとき、わたしは無性に生きている実感を覚えます。

なんだか哲学的なことを言っていますが、別にわたしは波乱万丈な人生を送ってきたわけではないですし、むしろ普通の人生を歩んでいる方だと思います。

でも、思春期とかに人より少しこじらせていたので、

  • 自分はなんで生きているんだろう
  • 一般的な人生観に意味を見いだせない

みたいなことをよく考えていました。

で、小説を書き、それを誰かに読んでもらい、人の感情のフィードバックをもらっているうちに、

たぶんわたしは、誰かを感動させるために生きている。

という考えを抱くようになりました。

そうなるまでの紆余曲折が吹っ飛んでいる!
くわしくはコチラの記事でどうぞ。

ともあれ、媒体こそ変わるかもしれませんが、わたしは一生「人の感動の源泉になりうるもの」を作っているでしょう。

わたしの場合は「物語」がその手段で、わたし自身が好きなものなので、その点は変わらないと思います。

物語がどうして人の心を動かすのか、ということについては、また別の記事でまとめたいので割愛しますが、物語というのは人類史上最も長く存在しているものですから、興味のある方はいろいろ調べてみるとおもしろいですよ。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
タップできる目次
閉じる