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百魔の主/漫画版

創作研究室(カテゴリー別)
葵大和
ライトノベル作家
カドカワBOOKSから『百魔の主』というファンタジー戦記小説を刊行しています(既刊6冊)。またコミカライズ版が秋田書店のweb漫画サイト『マンガクロス』にて連載中です。執筆歴は15年。最近はブログ書いたりもしています。うんち。
出版作品(小説/カドカワBOOKS)

百魔の主/葵大和

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漫画『はたらく細胞』が面白い!人体の神秘を楽しく学べる良作

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やあ、葵です。(@Aoi_Yamato_100

『はたらく細胞』が面白すぎて面白すぎてもうなんか涙が出る。

すべての人間にそなわっている免疫系の働きを中心に、人体の中で起こっているさまざまな反応を擬人化して描いた本作。

わたしがはじめて手に取ったのは2015年のことですが、気づいたらアニメ化していました。

第二期が2021年1月から放映開始

今回はこの『はたらく細胞』の魅力と面白さについて語りたいと思います。

おすすめ視聴サイト
この記事の著者について(葵大和)
葵です
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人間の体ってよく出来てる!『はたらく細胞』でわかる人体の神秘

おすすめ度

(最高に良い!)

本作の概要(PV映像あり)

肺炎球菌! スギ花粉症! インフルエンザ! すり傷! 次々とこの世界(体)を襲う脅威。その時、体の中ではどんな攻防が繰り広げられているのか!? 白血球、赤血球、血小板、B細胞、T細胞…etc.彼らは働く、24時間365日休みなく! 連載初回から大反響を呼んだ「細胞擬人化漫画」、待望の第1巻登場!

(amazon公式紹介ページより)

病気やケガが治る仕組みって知っていますか?

みなさんは風邪を引いたとき、その症状がどうして引き起こされるのか、そしてどうやって治っていくのかを知っていますか?

わたしはなんとなく『免疫力がうんたらかんたら~』みたいな程度の認識で、実際にその免疫力とやらがどういう仕組みで働いているのかを知りませんでした。

しかし、ちょうど大人になってから生物の勉強を少ししていたとき、実際に免疫細胞たちの働きを学び直して、

人間の体ってよくできてるなぁ。

と、ものすごく驚いたのを覚えています。

細胞って意志を持っているのではないかと思えるほどの複雑な高性能

当初、各免疫細胞の働きを見たとき、『もはやこいつら別個の意志を持っているんじゃないか』と思いました。

  1. 白血球(好中球):好中球は体内に侵入したウイルス、細菌などの駆除が主な役割。抗原提示を必要としない自然免疫系の白血球であり、病原体の侵入時には真っ先に対処行動を取る。(尖兵)
  2. ヘルパーT細胞:抗原提示を受け、キラーT細胞やB細胞などへ外敵の情報や対策などを指示するリンパ球。(指令官)
  3. キラーT細胞:細胞傷害性T細胞とも呼ばれ、上記のヘルパーT細胞の命令を受け、ウイルス感染細胞やがん細胞などの異物を殺すリンパ球。(遅れてやってくる本軍隊)
  4. 制御性T細胞:T細胞の暴走を抑制するリンパ球。(軍隊のやりすぎを抑止するストッパー)
  5. メモリーT細胞:キラーT細胞の一部。前回の抗原との戦いを記憶しており、同じ抗原が出現した際、抗原提示を待たずに速やかな再攻撃をしかけられるようになっている。(ベテラン兵士)
  6. マクロファージ:細菌などの異物を捕らえて殺し、抗原や免疫情報を見つけ出す役割をもつ。(最強の殺し屋)

マジで人間の免疫系ってすげえんですよ。

そのほか免疫系以外でも赤血球、樹状細胞、血小板などなど、本当にたくさんの細胞が独自の仕組みで活動しています。

これらを学んだとき、わたしは作家として、

(これってもはや細胞の働きだけで物語を作れるんじゃね?)

とも思ったのですが、『はたらく細胞』がわたしの思惑なんかよりもっとずっと超おもしろく漫画を描いてくださっていたわけです。

細胞たちの働きをキャラクター化・物語化してわかりやすく提示

こうした細胞たちの日常を非常に高い画力とストーリー構成力で描いているのが『はたらく細胞』です。

  • 風邪をひいたとき
  • 熱中症にかかったとき
  • ケガをしたとき

実際に体内でどんなことが起こっているのかがとてもわかりやすく描かれています。

ここで重要となるのが、ただ絵がついてわかりやすいだけではなく、そのストーリー構成力も非常に高いことです。

読ませる力がめちゃくちゃ高いんですね。

だからまったく飽きずに読めるし、そしてしっかりと細胞の働きの細かい点についても注釈を入れてくれているため、何度読んでも新しい発見と楽しさがあるのが本当にすごい

ぶっちゃけ細胞の擬人化という要素がなくても、ストーリー構成だけで充分楽しめる代物です。

あとコメディ性もあって心地よく読める点もGOOD!

まとめ:風邪を引いたときに読むとすごく頑張る気になる

実はわたしは体調を崩すたびにこの『はたらく細胞』を読んで自分に発破をかけています

『俺の体がんばれ‼』ってすごく思えるんだよね。

(そもそも風邪ひかないようにしろ)

個人的に子どもに読ませたい漫画ランキング上位に入ってくるマンガでもあるので、そういう観点からもぜひ読んでみてください。

漫画が難しい子どもさんにはアニメもオススメ!

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