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百魔の主/漫画版

創作研究室(カテゴリー別)
葵大和
ライトノベル作家
カドカワBOOKSから『百魔の主』というファンタジー戦記小説を刊行しています(既刊6冊)。またコミカライズ版が秋田書店のweb漫画サイト『マンガクロス』にて連載中です。執筆歴は15年。最近はブログ書いたりもしています。うんち。
出版作品(小説/カドカワBOOKS)

百魔の主/葵大和

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漫画『ここは今から倫理です。』が超面白い上に心に突き刺さる

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やあ、葵です。(@Aoi_Yamato_100

2021年1月からNHKでドラマ放映される『ここは今から倫理です。』をご存じでしょうか。

漫画が原作のドラマなのですが、わたしはドラマ放映を知らずにたまたま「オススメによく出てくるし一巻読んでみようかな」と思って購読しました。

結果。

超面白くてハマった。

この記事の著者について(葵大和)
葵です
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『ここは今から倫理です。』の魅力について

おすすめ度

(すばらしい)

特別映像

https://www.youtube.com/watch?v=8j-7b80kjg8

学校を通じて現代社会に生きる人々を色眼鏡なく表し諭すストーリー

最初は「よくある教師お涙頂戴系かなぁ」と思っていたのですが、全然違った。

主人公の倫理の先生『高柳』は、けっして超人でもなければ、破天荒なイケイケ系の教師ではありません。

むしろ、大人の哀愁ただようちょっとニヒリスティックな男性です。

そしてそんな高柳先生のいる学校では、実際にこの現代社会に存在するさまざまな見えざる(あるいは見ようとしない)問題があります。

その一つ一つに教師高柳が倫理に出てくる先人偉人たちの言葉を投げかけていく、というのが物語の基本スタイルになります。

積極的な救いではなく、これは問いかけである

主人公である教師高柳の言葉は、かつての超天才な偉人たちが『生きる意味』や『人間とは』ということについてクッソまじめに考えた結果の言葉でもあります。

あるいはそれは、必要としていない人にとっては「よくわからない言葉」かもしれません。

しかし、ある苦しみを抱いている人間にとっては、その言葉は「救いの言葉」となります。

わたしもかつて、馬鹿みたいに『生きる意味とは』などを考えたことがあって、今でも哲学書などをよく読みます。

だからこそ、すごく刺さるものがありました。

この社会において、必要な言葉を、必要な人へ

漫画のストーリーの流れは、実際に現代社会の学校の中で起こるもろもろの問題に対し、教師高柳が倫理の言葉を投げかけていく形です。

舞台は学校ですが、学校は社会の縮図でもあります。

学校で生徒たちが抱える悩みや矛盾は、大人になってからも抱き続けるものが多いです。

だから、学生はもちろん、大人にもぜひ読んでほしい。

身近に悩んでいる人がいたら、ぜひ本書を薦めてほしい。

私は色々相談されたとき「じゃああの哲学書読んでみるといいよ」と薦めることあるのですが、哲学書は原液だからこそのとっつきづらさがあります。でも、この作品は漫画で、とても読みやすいので、薦めやすいのがありがたいと思いました。

『ここは今から倫理です。』のドラマについて

(NHK よるドラ)

2021年1月16日(土)からNHKで毎週土曜日に放映されます。(全8回予定)

公式サイト

各種動画視聴サイト(VODサイト)でも配信しているところがあるようなので、見逃した場合などはぜひ活用してみてください。

新規登録するときはちゃんとそのサイトで配信されてることを確認してから見てね!

おすすめ視聴サイト
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