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作家が選ぶ本当に面白いおすすめ漫画まとめ!【ジャンル別で紹介】

作家が選ぶ本当に面白いおすすめ漫画まとめ

物語が好きすぎて実際に小説の出版まで果たした葵大和が、これまでの人生において読んできたすべての漫画に関して、面白いと思ったものをジャンル別にまとめてみました。

ここには、その知名度に関係なくおもしろい!と思った漫画が詰まっています。

今現在も結構なハイペースで漫画を読んでいるので、新しい漫画でおもしろいものがあれば随時更新します。

タップできる目次

ハイファンタジー漫画のおすすめ

ファンタジー漫画といってもいろいろな設定があります。

この項目では、いわゆる指輪物語のような『ハイファンタジー系』の作品をまとめています。

  • 架空の世界(異世界)を舞台にしている

ファンタジーの醍醐味といえばこのハイファンタジー。

ここではないどこかの、けれどとてもリアリティのある物語を楽しみたい方にはぴったりですよ。

日常・生活感のあるファンタジー漫画に絞って探したい人はこちら!
生活感のあるファンタジー漫画まとめ
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空挺ドラゴンズ / 桑原太矩

2020年1月にアニメ化決定しました!

空と龍と、その龍を狩って生活する龍捕り(オロチとり)たちを描いた漫画。

最大の魅力は圧倒的なまでの広大さを感じさせてくれる空の世界の描写。

わたしたちが深海に対してえもいわれぬ不気味さと「なにがいるんだろう?」という興味を惹かれるのと同じく、この物語ではに対してすさまじいまでの未知を感じさせてくれる。

今まで読んできた中で一番ワクワクさせられた漫画!

ファンタジーとしての質も非常に高く、龍捕りたちの生活がたしかなリアリティを伴って描かれるので、没入感もすばらしいです。

(©空挺ドラゴンズ)

龍と龍捕りたちの勝負も手に汗にぎりますが、けっして暗いストーリーなわけではなく、個性的な登場人物たちと、時に楽しく、空の世界を冒険するような最高の体験が味わえます。

2019年現在も連載中で、既刊6巻とすぐに最新話へ追いつけるぐらいですので、ぜひこの機会に読んでみてください。

空挺ドラゴンズの魅力をもっと知る
空挺ドラゴンズの感想
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メイドインアビス / つくしあきひと【アニメ化】

世界にぽっかりと空いた大穴『アビス』へ潜る探窟家たちを描いた漫画。

いわゆるダンジョン系の漫画で、未知への冒険にワクワクできるファンタジー漫画でもある。

ポップな絵柄ながら、ファンタジックな世界観をしっかり伝えてくれる風景や小道具の描写が秀逸。

ただしポップな絵柄ながら、展開が激烈エグい

そのへんのダンジョン物と侮るなかれ。

これは唯一無二のファンタジー探検紀行である。

くわしく知りたい人は個別記事をご覧ください。

メイドインアビスの魅力をもっと知る
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将国のアルタイル / カトウコトノ【アニメ化】

12人の将軍が運営する国家をメインに、国同士の戦いを描いたファンタジー戦記漫画。

  • エピック・ファンタジーにも分類される緻密な世界設定
  • 繊細でかつ圧倒的な画力

国同士の戦争シーンに関しても戦略等が非常にしっかりしていて読みごたえ抜群

(©将国のアルタイル)

特に素晴らしいのは世界観の緻密さで、各国の地理や文化が非常によく設定されています。

「思わずこの世界に行ってみたい」と思わせる没入感が得られます。

アニメ化もしたほどの名作漫画ですので、興味のある方は併せてご覧ください。

将国のアルタイルの魅力をもっと知る

ドリフターズ / 平野耕太【アニメ化】

特殊な力によってさまざまな時代、さまざまな国から異世界へ呼び出された偉人達を描く戦記漫画。

主人公は妖怪「首おいてけ」で有名な島津豊久

Fateシリーズに似た英霊システムと、今人気の異世界モノが超クオリティで融合した傑作。

戦闘シーンの迫力はもちろん、織田信長の計略、那須与一の神がかり的な弓の腕など、実在した偉人たちの逸話がしっかりと能力として反映され、エルフやドワーフのいるファンタジー系異世界で活躍するさまはかなりワクワクさせられます。

生きた時代も国も違う歴史上の偉人たちが、もし異世界で一堂に会して戦争をしたら、という題材そのものが最高におもしろいので、もはや間違いはありません。

歴史上の偉人たちの特徴を見事に吸い上げてキャラクターが造型されており、逸話にかけたコミカルなやり取りもあって戦闘シーン以外も見ていておもしろいです。

(織田信長/©ドリフターズ)

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ドリフターズ
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ラグナクリムゾン / 小林大樹

銀剣と呼ばれる特殊な武器を使い、竜を狩る職業『狩竜人』

そんな狩竜人ながらいまいちパっとしなかった主人公ラグナが、とある出来事を経て圧倒的な力を宿し、竜への復讐を誓う物語を描いた漫画。

最強系といえば聞こえはいいですが、この物語の主人公の最強はハンパじゃなくストイックです。

たしかに一瞬で力を得はしたものの、その背景にはとある狂気があります。

バトルものとしても非常に派手で、主人公の活躍にも爽快感がある。

相手も相手でめちゃくちゃなキャラクターが多く、前述した主人公の境遇も相まって主人公の活躍を心から応援できる漫画です。

(©ラグナクリムゾン)

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宝石の国 / 市川春子【アニメ化】

2017年にアニメ化している。

美しい宝石たちを擬人化したSFファンタジー漫画。

硬度が低くておっちょこちょいな主人公フォスが、作中舞台の博物誌を作ることから物語がはじまります。

ときどき『月人』と呼ばれる宝石たちを襲う敵がやってくるが、この月人たちが徐々に物語の根幹に関わってくるミステリー要素もあり。

中性として描かれる宝石キャラクターたちの美しさも見どころですが、謎を追う物語としてのクオリティも非常に高くて、かなりストーリーを楽しめる漫画。

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ハクメイとミコチ / 樫木祐人【アニメ化】

もし、人間が9cmの小人になったら。

森はとても広々とし、どんぐり一つでお腹がいっぱい。

鳥は怪物に見えるし、大きな樹の中に住居も作れる。

そんな不思議な世界で暮らす二人の少女が主人公の日常系ファンタジー漫画『ハクメイとミコチ』。

人物はデフォルメされてかわいらしいけど、そのほかの書き込みがハンパじゃない

世界観の設定も秀逸で、思わずこの世界に行ってみたくなる漫画です。

せわしない日常に疲れている人にぴったり。

ハクメイとミコチの魅力をもっと知る
ハクメイとミコチ(マンガ)
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薬屋のひとりごと / 日向夏(原作)ねこクラゲ(作画)七緒一綺(構成)しのとうこ(イラスト)

小説家になろうで原作小説が連載されているものの漫画版。

中世中国の後宮を舞台とした薬学(毒物)謎解き人の情緒を描いた物語。

いろいろあって後宮の侍女として働くことになった主人公の猫猫(マオマオ)が、後宮で起こる事件をその薬学(毒物)の知識を使って暴いていくというのが基本的な流れ。

謎解きに関しても非常に好奇心がそそられておもしろいですが、後宮を舞台に繰り広げられる人間同士の物語めちゃくちゃリアリティがあっておもしろい。

主人公をはじめとしてキャラクターの個性が良い意味で際立っていて、物語のテンポもいいのでサクサク読めます。

そして気づいたら物語に引き込まれています。

舞台設定になじみがない人でも楽しめる、高いドラマ性を持った漫画です。

薬屋のひとりごとの魅力をもっと知る
薬屋のひとりごとレビュー
【薬屋のひとりごと】薬学と謎解きと大人な情緒に魅了される人気漫画小説化になろうで連載され、書籍化、コミカライズ、そして『次に来るマンガ大賞』で見事1位となった薬学と後宮ファンタジーの物語『薬屋のひとりごと』。漫画を読んであまりの面白さに感動したので見どころを含めてレビューします。...

ダンジョン飯 / 九井諒子

大ヒットしたダンジョン系グルメ漫画

ゲームをやったことがある人ならだれもが知っているダンジョンの中で、食べて生きることに焦点を起きつつリアルな探索を描いた漫画です。

とにかくダンジョンで作る飯がうまそう。

実際にダンジョンに住むモンスターたちの生態なども細かく描写していて、非常にリアリティが高い漫画でもあります。

一応メインストーリーなるものはありますが、焦点となるのはダンジョンにもぐる探索者たちのサバイバル描写。

深夜に読むと絶対にお腹が減るので、読む時間帯にだけは注意してください。

生活感のあるファンタジー漫画まとめ
生活感のあるファンタジー漫画のおすすめ6選【日常系】『ファンタジーと言えば冒険』というのが定石ですが、生活感のある日常系のファンタジー作品も実は良作の多いカテゴリーです。中でも漫画作品はイラストを使って『ここではないどこかでの生活』を体験させてくれるため、どっぷりとファンタジーな世界観に浸かることができます。本記事ではそんな異世界を舞台にした日常系ファンタジー作品のおすすめを複数紹介します。...

竜と勇者と配達人 / グレゴリウス山田

ハーフエルフの新米配達人・吉田がファンタジーな世界で仕事に精を出す漫画。

頑固な魔術師や勇者パーティーに群がる有象無象、悪徳森番らを相手にしながら、配達という仕事をこなす吉田の姿には社畜魂が散見される。

そのためか、ところどころニヒルな部分が見え隠れして、それがブラックジョークのようでとてもおもしろい。

ファンタジーお仕事モノとしてはかなり出来が良く、「ファンタジー世界で普通に仕事をしていたら」という思考実験としても楽しめます。

設定も非常によく練られていて、繰り返し読んでも楽しめる漫画なので、ファンタジー好きな社畜にはぴったり。

ローファンタジー漫画のおすすめ

この項目ではローファンタジー、つまるところ『現代』や『現実世界』を舞台にしたファンタジー漫画をまとめています。

いわゆる異能モノですね。

舞台がわたしたちの住む世界にとても近しいので、

  • もしかしたらこんな世界が本当にあるかもしれない
  • こういうことが起こり得るかもしれない

そんな身近なリアリティと楽しさが味わえる漫画が多くなっています。

舞台が現代に近しいので感情移入がしやすかったり、没入感を得やすいのもローファンタジーの良いところです。

呪術廻戦 / 芥見下々

現代日本を舞台に、呪術と呼ばれる特殊能力を駆使して化物たちと戦う異能系バトル漫画

各キャラクターの魅力がすさまじく、なによりセリフのキレが尋常ではない

呪術廻戦名言「寝不足か?」(©呪術廻戦)

創作の才能はセリフの良しあしに出ると思っていて、その点この作品は天才の作った作品と言っても過言ではないと思います。

漫画の強みを生かしたテンポの良い群像劇的要素もあって、物語世界全体を余すことなく楽しめる漫画です。

余談ですが、ハンター×ハンターが好きな人はハマると思います。

呪術廻戦の魅力をもっと知る

血界戦線 / 内藤泰弘【アニメ化】

アニメ化済

ある日突然に起こった現界と異界の交通事故。

一夜にして崩落、未知の上位存在によって再構成されたニューヨークで、現界の秩序を守るべく暗躍する秘密結社ライブラの戦いと日常の物語を描いた漫画。

めっちゃ、おもしれぇ。

トライガンで知られる内藤先生の描いた最新漫画でもあります。

世界観、キャラクター、ストーリー、テンポ、すべてにおいて最上級の漫画。

「好きなマンガは?」と聞かれたら、真っ先にあげる傑作です。

血界戦線の魅力をもっと知る

スピリットサークル / 水上悟志【完結】

輪廻転生をテーマにしたファンタジー漫画。

主人公風太が、自身の過去生(前世)を視ることができるスピリットサークルという道具によって、時代も、世界も違う中、脈々と受け継がれてきた思いと因縁を知っていく物語。

全6巻なれど、6巻とは思えない圧倒的なストーリーボリュームが最大の魅力。

主人公が経験する前世は本当にさまざまだが、主人公風太とヒロイン石神鉱子の関係性が軸としてしっかり存在するので途中迷子になることもありません。

一つ一つの過去生で魂が揺さぶられるような物語がとても丁寧に描かれているので、巻数に対して「これは本当に全6巻だったのか?」と錯乱してしまうような最高の物語体験ができます

タイムリープ系の中では一番好きな漫画です。

スピリットサークルの魅力をもっと知る
スピリットサークルの感想と評価
【スピリットサークル】輪廻転生を遡れ!心に染みる上質な物語の連続【漫画】漫画家/水上悟志の作品の中で最高傑作ともいえる輪廻転生がテーマの漫画『スピリットサークル』の感想レビュー。ドラマ性の高い上質な物語の連続、見事な伏線回収、すべての物語が線で繋がったときに得られるカタルシスは、そんじょそこらの漫画では味わえません。完結済みの漫画の中でも屈指の名作です。...

亜人 / 桜井画門【アニメ化/実写映画化】

亜人と呼ばれる「死なない人間」がテーマになっている現代舞台のSFファンタジー系漫画。

徹底的に合理主義な主人公永井圭と、戦うことに最適化された宿敵サトウの高度な知能戦が見どころ。

亜人13巻25P(出典:亜人13巻 25P)

漫画としての間の使い方もかなりうまく、読む人に心地よい緊迫感とゾクゾク感を提供してくれます。

  • 知能戦が好き
  • 合理的な主人公が好き
  • 銃火器のあるリアルなアクションシーンが好き

そんな人にはまっさきにおすすめしたい漫画です。

亜人の魅力をもっと知る
高度な知能戦が面白い漫画「亜人」
【亜人】死なない人間たちの高度な頭脳戦とシビアな銃撃戦に見惚れる漫画アニメ化、実写映画化までした大人気不死身漫画『亜人』。圧倒的なリアル系の画力と、思考実験にも近い不死者VS不死者の戦い。高度な頭脳戦は当然ながら、銃撃戦もかなりカッコよくて、ミリタリー好きにもおすすめな漫画です。...

チェンソーマン / 藤本タツキ

人間と悪魔の戦いを描いた現代系異能ファンタジー漫画。

物語の筋、世界観等はシンプルで、「クソ野郎はぶっ飛ばす」的なノリのド派手なバトルシーンが爽快。

しかし、シンプルといえど実はめちゃくちゃよく物語が練られていて、作家としてもすごく勉強になる漫画。

不純物を取り除いて、おもしろさのエッセンスを抽出して閉じ込めた感じ。

『おもしろい』の要素がかなり丁寧にちりばめられているので、気づいたときにはハマっています。

最近刊行された3巻から一気に物語が動いてワクワク感がマッハなので、ぜひのぞいてみてください。

チェンソーマンの魅力をもっと知る
シンプルだけど実は超練られてるチェンソーマン
【チェンソーマン】シンプルに見えて実は超練られてる!最近人気の漫画週刊少年ジャンプで連載中の『チェンソーマン』は、爽快なアクションが魅力のダークファンタジー漫画ですが、実はシンプルに見えてとてもよくストーリーやキャラが練られた作品です。作家的な視点からチェンソーマンの良い所をレビューします。...

バベルハイムの商人 / 古海鐘一

『運命金貨』と呼ばれる現実世界と異界をつなぐ金貨をめぐった交易物語。

人と、人ならざるものたちの間でなされる取引の数々は、示唆にも飛んでいるし、なにより耽美でどこか美しい。

(©バベルハイムの商人)

アンティークのような妖しい魅力がいっぱいに詰まった世界観がとにかく魅力的で、イラストでこの世界観を表現していることだけでもめちゃくちゃ価値がある。

そのうえでストーリーもテンポよく、ワクワク・ドキドキすること間違いなし。

もっとこの世界にひたっていたいと思う名作です。

バベルハイムの商人の魅力をもっと知る
バベルハイムの商人の感想と評価ネタバレ
『バベルハイムの商人』の感想&評価!運命金貨を巡る人と悪魔の耽美な交易物語【漫画】『バベルハイムの商人』という漫画を知っていますか?耽美な世界観と、悪魔と人を繋ぐと言われる『運命金貨』を巡る交易の話がかなり面白い。アンティークが好きな人には絶対に読んでほしい隠れた名作の魅力をご紹介します。...

SF漫画のおすすめ

こちらではSF漫画全般をまとめています。

SF漫画といっても宇宙系やロボットものなどいろいろありますので、各作品の注釈にだいたいの傾向を追記しておきます。

ファンタジーに負けず劣らずの夢のある設定がSF漫画の魅力です。

彼方のアストラ / 篠原健太【完結/アニメ化】

宇宙系SF漫画(スペース・サバイバル)

宇宙系のサバイバルSFであり、ミステリーでもある漫画。

宇宙系SFのワクワク感と、息をつかせぬ怒涛のミステリー展開がページをめくる手をフル稼働させてきます。

読む手がまったく止まらなかった。

全5巻で完結済みアニメ化もしてます。

この漫画に関しては、一度読みはじめたら絶対に一気読みしたくなります。断言します。

彼方のアストラの魅力をもっと知る
彼方のアストラ
【彼方のアストラ】伏線回収からのゾクゾク感がすごい宇宙系SF漫画あっと驚くような伏線と、すべてが回収された時のゾクゾク感がヤバい宇宙系SF漫画『彼方のアストラ』の感想レビューです。ここまで素晴らしいストーリー構成の漫画を初めて見ました。...

シドニアの騎士 / 弐瓶勉【完結/アニメ化】

宇宙・ロボット系

とある異生物によって太陽系を破壊されて千年。人類の繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する船があった。

その名もシドニア

この漫画はそんなシドニアの最下層で育った青年が、衛人(モリト)と呼ばれる無骨かつスタイリッシュな人型兵器に乗り、のちに英雄となる物語。

圧倒的な才能で独自の世界を描く弐瓶勉先生が描いたロボット系SF漫画です。

SF系でワクワクを提供してくれることに絶対的な定評のある弐瓶先生ですが、このシドニアの騎士という作品はこれまでの別作品と比べても特に読みやすくなっています。

展開も王道で、だからこそ揺るがないおもしろさがある。

ロボットものでなにか面白い作品ないかな?

そんな人には秒でこの漫画をおすすめします。

BLAME! / 弐瓶勉【完結/アニメ映画化】

未来系・独自世界系

わたしが一番好きなSF漫画といっても過言ではありません。

無限に増殖していく階層都市の中を、主人公キリエが重力子放射線射出装置というバカみたいな威力の銃を片手に旅する姿を描いた漫画。

発達したAIに支配されたネット世界へダイブすることができる、ネット端末遺伝子というアイテムを探しているのですが、その旅の中で描かれるこの無限階層都市の描写がすばらしい。

独自世界の圧倒的な魅力に没入できる傑作。

(©BLAME!)

BLAME!の魅力をもっと知る
BLAME!
【BLAME!|ブラム】無限に増殖する『都市』を旅する未来系SF漫画やあ、(創作の才能はセリフ回しと構築する世界観に出ると思っている)葵です。 今回は「誰にでもおもしろい物語は書ける」といつも言って...

BIOMEGA / 弐瓶勉【完結】

未来系・独自世界系(ちょっとゾンビ要素あり)

ドローンと呼ばれるウイルス感染者(簡単にいうとゾンビ)が広まった世界を、驚異的な戦闘能力を持つ合成人間である主人公がエージェントとして生き抜く物語を描いた漫画。

主人公の目的はウイルスに適応する特別な人間を探すことで、6巻で完結ながらN5Sウイルスをめぐる壮大な物語を楽しめます

実は1つ上で紹介した「BLAME!」と同じ弐瓶勉先生の作品。

う、わたしは弐瓶ワールドが大好きだ。

この作品は「BLAME!」よりは文字多めで、ストーリーを追いやすく、シドニアの騎士よりは弐瓶成分濃い目。

弐瓶節の強さを不等号で表すと、

  • シドニアの騎士<BIOMEGA<BLAME!(<NOiSE)

って感じ。

BLAME!かシドニアの騎士が好きなら間違いなく楽しめる作品なので、まだ読んだことがない人にはおすすめです。

地底旅行 / 倉薗紀彦【完結】

SF冒険マンガ

1864年に刊行されたSF(少し不思議)小説が原作の冒険漫画

余談ですが原作は東京ディズニーシーのアトラクション『センター・オブ・ジ・アース』の原作にもなっています。

ストーリーはとにかくワクワク・ドキドキ・ハラハラなザ・冒険漫画という感じで、

「アイスランドのスネッフェルス山の頂にある火口の中を降りていけば、地球の中心にたどり着くことができる」

というメモを見つけた鉱物学の教授オットーが、甥であるアクセルと屈強な案内人ハンスを連れて実際に火口からどんどん地底にもぐっていくお話になります。

冒険と聞くとついつい広大な別世界への冒険を思い浮かべてしまうものですが、地球の中心への旅というのも心躍る未知への冒険で、道中で現れるさまざまな謎がそんな冒険心をさらに強くかきたててきます。

ワクワクする漫画が読みたい人にはピッタリな一作。

完結済みで、巻数も全4巻ときれいに収まっている作品なのでとても読みやすい。

ミステリー漫画のおすすめ

ミステリーは小説だけの特権ではありません。

漫画でもおもしろいミステリーはたくさんあります。

この項目ではそんなミステリー漫画をまとめてみました。

北北西に雲と往け / 入江亜季

現代アイスランドを舞台にしたミステリー漫画。

繊細なタッチで描かれる魅力的なキャラクターと、アイスランドの風土を感じる美しい風景の描写が最大の見どころ。

(©北北西に雲と往け)

ミステリーとしてのストーリーもおもしろいのですが、「アイスランドに行ってみたい」と思わせるこの絵の吸引力がなによりもすさまじい。

ミステリーらしくシリアスなシーンもありますが、ふとした瞬間にほっこりできるエピソードもたくさんあるので、優雅な朝にコーヒー片手にして読んでみてください。

最高の休日を味わえること間違いなしです。

北北西に雲と往けの魅力をもっと知る
北北西に曇と往けの感想
【北北西に曇と往け】氷の国で繰り広げられる麗しのミステリー漫画現代にも存在する氷の国『アイスランド』を舞台に繊細なタッチで描かれた良作ミステリー漫画『北北西に曇と往け』の感想レビューです。丁寧に描かれたアイスランドの景色は必見。...

サマータイムレンダ / 田中靖規

上質な謎(ミステリー)と真夏のホラーが見事にミックスされた傑作漫画。

幼馴染の死を知った主人公が生まれ育った故郷の離島へ戻るところから物語は始まる。

幼馴染の葬式のあと、ふとしたきっかけで主人公はとある人物の”影”(ドッペルゲンガー)を見てしまう。

そこで主人公は自分がタイムリープできることを知り、自分たちを襲ってくる”影”の謎を暴くために徐々に闇へと足を踏み入れていく。

とにかくページをめくらせる力が強い。

加えて、背筋をなでるようなゾワゾワ感を覚えさせるホラー要素もすばらしい。

気づいたときにはページをめくる手が止まらなくなっていること間違いなしです。

サマータイムレンダの魅力をもっと知る
サマータイムレンダ
【サマータイムレンダ】上質な謎と真夏のホラー!読む手が止まらない傑作漫画ぐいぐい引きこまれるミステリーとホラー要素が病みつきになる漫画『サマータイムレンダ』の感想レビューです。「一度読んだら止まらない」というのを文字通り体験させてくれる最近の漫画の中でも屈指の名作。...

スポーツ漫画のおすすめ

漫画というイラストメディアの強みを最大限に活かせるのはこのスポーツ漫画です。

イラストにより臨場感や迫力、シーンを切り取ることで可能になる巧みな心理描写。

漫画の良さをあますことなく楽しみたいなら良質なスポーツ漫画を読むべし!

ハイキュー!! / 古舘春一【アニメ化】

いわずと知れたジャンプの看板スポーツ漫画。

高校生たちのバレーボールを描いた物語で、わたしは10回以上読み返しています。

それだけ読み返してなお、おもしろい

各キャラクターに特徴があって、セリフも軽快。

なにより主人公にゾクっとするような怪物性があるのが見ていて燃えます。

(©ハイキュー!!)

試合の展開も非常に運び方がうまく、常に先がどうなるか気になる展開に目が離せません。

バレーボールを知らない人でも楽しめるようにかなり丁寧に描かれているので、ぜひ読んでみてください。

ハイキュー!!の魅力をもっと知る

リクドウ / 松原利光【完結】

完結済

迫力とスピード感が満点のボクシング漫画。

ある出来事を経てすべてを失った主人公リクの成長物語でもあります。

見どころはなんといっても圧倒的な迫力で描かれる試合シーン

(©リクドウ)

キャラクター性とボクシングスタイルの親和性があって、登場人物をすんなり覚えられるので非常に読みやすいところもGOOD。

試合シーンに関しては何度読んでもおもしろいほどの傑作漫画なので、ちりちりとした緊張感のほとばしるバトルシーンを見たい人に特におすすめです。

2019年に完結しました。すっきりとした終わり方で読後感もとても良かったです。
リクドウの魅力をもっと知る
戦闘シーンがしびれた漫画(リクドウ)
【リクドウ】バトルの重厚感とスピード感がすごいボクシング漫画試合シーンの迫力とスピード感が最高なボクシング漫画『リクドウ』のレビュー記事です。ボクシング漫画は名作が多いですが、このリクドウは特にバトルシーンが秀逸な作品。完結済みなのもおすすめポイントです。...

WILD PITCH!!! / 中原裕

躍動感のある絵が魅力のリアル系野球漫画。

高校3年の夏、県大会予選決勝。ドラフト1位候補の大本命を擁する相手校に、伏兵校の無名左腕・城戸拓馬がそのマウンド度胸で立ち向かうところから物語がはじまる。

のちに紆余曲折あってプロ野球での話になっていくが、この紆余曲折がほかの野球マンガと違ってリアリティがあっておもしろい。

とんとん拍子にスター街道を駆け上がる話ではないものの、魅せるところは魅せ、そしてくじけずに熱く野球人生を送ろうとする主人公の姿は応援したくなります。

少年マンガとはまた違った魅力のある野球漫画を読みたいならかなりおすすめ。

ブルーロック / 金城宗幸(原作)ノ村優介(漫画)

サッカーにおけるストライカーという人種に焦点を当てた独自サッカー漫画。

300人の才能ある学生を使って、世界最強のストライカー(エゴイスト)を作るという壮大な計画がストーリーの根幹になっています。

よくある学生チームのサッカー漫画とは違う切り口で物語が展開されていて、特にサッカー好きにおすすめの漫画です。

(©ブルーロック)

また、イラストの迫力がすさまじく、かなりゾクゾクできます。

「やっぱストライカーはこうでなくてはな!」とエゴイズム論に共感した人はぜひのぞいてみてください。

ブルーロックの魅力をもっと知る
サッカー好きに 特におすすめ ブルーロックの感想 (1)
『ブルーロック』が面白い!ストライカーの在り方に焦点を当てたサッカー漫画【感想&評価】週刊少年マガジンで連載中のサッカー漫画『ブルーロック』がとても面白い。既存のサッカー漫画とは違い、ストライカーという人種のエゴに焦点を当てた本作の魅力について語ります。一味違ったサッカーの面白さを体感したい人は必見。...

ピンポン / 松本太洋

スポーツ漫画だったら『ピンポン』読んどきゃええねん。

それくらい雑におすすめできてしまう圧倒的なスポーツ漫画の傑作がピンポンです。

絵に好き嫌いはあるかもしれないけれど、今のところピンポン以上に完成されたスポーツ漫画を見たことがありません。

特筆すべきはその熱量で、いったいこれをかき上げるのにどれだけの寿命を使ったのかと心配になるほどの熱量が込められています。

各キャラクターの立場、才能、心理の描写。

人間関係の美しさにおいてまで、このピンポンは心に訴えかけてきます。

青春スポーツ漫画のバイブルと言える名作中の名作です。

ホームコメディ漫画のおすすめ

SPY×FAMILY / 遠藤達哉