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百魔の主/漫画版

創作研究室(カテゴリー別)
葵大和
ライトノベル作家
カドカワBOOKSから『百魔の主』というファンタジー戦記小説を刊行しています(既刊6冊)。またコミカライズ版が秋田書店のweb漫画サイト『マンガクロス』にて連載中です。執筆歴は15年。最近はブログ書いたりもしています。うんち。
出版作品(小説/カドカワBOOKS)

百魔の主/葵大和

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作家と学ぶ面白い小説の書き方講座【初心者】

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やあ、葵です。(@Aoi_Yamato_100

実際に小説を商業出版(既刊6巻)した経験があり、現在進行形で『もっと面白い小説をたくさん書きたい』と思っているわたしが、『これは間違いない』と思う小説の書き方のポイントテーマ別にまとめてみました。

  • これから小説を書いてみようと思っている初心者
  • 小説を書くことには慣れてきた中級者
  • もっと面白い小説が書きたいと思っている上級者

どのレベルにいる人でも、なにかしら参考になったり『気づき』の足しになるものがあると思います。

わたしも常日頃から世に出ているエンタメ作品(小説・漫画・映画など)を分析的に見たりして勉強している身なので、同志として一緒に学ぶことができればうれしい。

ちなみにテーマの分け方は以下の通り。

  1. ストーリー
  2. キャラクター
  3. 文章
  4. 設定/世界観
  5. 読者心理
  6. メディア特性
  7. 作品分析

キャラクターやストーリーなんかは小説にかぎらず『物語』が絡むものなら活用できると思うので、ほかの創作をしたいという人もぜひ参考にしてみてください。

この記事の著者について(葵大和)
葵です
タップできる目次

ストーリーについて

小説は基本的に物語(ストーリー)を描くものです。

そして、おもしろい物語は人の心を動かします。自分の描いた物語で誰かを感動させられたら、それはとてもうれしいことですよね。

では、どうすればおもしろい物語が書けるのか。そもそもとして、物語とはどう書けばいいのか。

意識すべきポイントは、「誰が」「なにをする」話なのかということです。

考えるべきこと

STEP
誰が、なにをする物語なのかを決める

『誰が』の部分は基本的に主人公になります。『なにをする』の部分は『世界を救う』などの抽象的なものでも構いませんが、抽象的であればあるほど後述する『設定/世界観』を詳しく考える必要が出てくるため、できるだけ具体的なほうが良いでしょう。また、『誰』にあたる主人公は魅力であるに越したことはないですが、そもそも魅力的なキャラクターをどう書けばいいのかわからない!という人は『魅力的なキャラクターの作り方!2つのステップを実例付きで解説』という記事を参考にしてください。ちなみにキャラクターから先に考えてみるのもありです。

STEP
スタート地点を決める

ステップ①で決めた『誰』かが、どういう状況からスタートするのかを決めます。ここで作品の設定や世界観が関係してきます。たとえば、物語の目的が『とある国の王子が母国を救う物語』だったら、舞台となる母国になにかしらの障害があるはずです。「救う」というからには救わなければならない状況にあるわけです(例:近隣の列強諸国に攻め入られそう、など)。そのうえで、どういう状況からスタートするのかを決定します。

このストーリーの基本的な考え方については、より詳しく3ステップに分解して『物語の作り方を3つのステップで解説【初心者向け】』で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

キャラクターについて

魅力的なキャラクターは、時として小説の根幹であるストーリーの力を凌駕する。

特に昨今はキャラクターの重要性が増し、魅力的なキャラクターを有する小説がとても人気になる傾向があります。

  • では、どうすれば魅力的なキャラクターが書けるのか。
  • そもそも魅力的なキャラクターってなに?

そんな疑問を解決したい方にはこちら

文章について

小説は文章を駆使して書かれます。

マンガやアニメのように絵による視覚的な補助はありません。

では、小説のエンタメ性はそれらのメディアに劣るのか?

いいえ、劣りません。

小説には小説だからこその強みがあります。

そしてそんな小説の強みも、文章の力なしで語れません。

  • ストーリーは思いつくけど文章がうまく書けない
  • 人を惹きつける文章が書きたい

そんな人はこちらの記事を参考にしてみてください。

推敲について

文章においては、推敲も大事になってきます。

推敲に関して特に見るべきポイントは、

  1. 誤字脱字をなくす
  2. 同じ意味の文章を繰り返さない
  3. 読めない漢字をひらく

この3点です。

小説を書いていて一番大事だと思う部分でもあるので、文章を書くことに慣れてきたら推敲についても考えてみてください。

こちらの記事で詳しく解説しています!

設定/世界観について

世の中には世界観だけで人を惹きつける作品があります。

  • 独自の世界観
  • 設定がしっかりしている
  • 読んでいてのめりこめる

設定というものは断片的でも形を持つので、小説を書こうと思った人なら案外ぽんぽんと出てくるものですが、そのときに押さえておいてほしいポイントがあります。

それがリアリティです。

こちらの記事では物語におけるリアリティの意味とその出し方について解説しています。

知っておくといろいろな作品に応用できるリアリティの本質を知ることができるので、ぜひ読んでみてください。

読者心理について

自分のためだけに小説を書くのもいいですが、せっかく書いたのなら誰かに読んでもらいたいと思うのが人の心というものです。

そして読む人のことを考えながら書いた小説は、えてして洗練されます。

良い小説の書き方を知りたいのなら、ぜひ読者(人間)の心理についても一度しっかりと考えてみてください。

上の記事ではすべての娯楽に通ずる『おもしろさとはなにか』について解説しています。

『おもしろさ』とは、小説にかぎらずあらゆる娯楽に通ずる人間の感情なので、人を楽しませる作品が書きたいと思う人はぜひ参考にしてみてください。

メディア特性について

小説は今流行りの動画などのコンテンツに比べると、楽しむための敷居が高いものです。

そんな中で、小説には強みと弱みがあります。

上の記事では小説の弱みを知ることで、「じゃあどうすれば読者が読む作品を書けるのか」について説明しています。

文章だけで表現される小説のメディア特性を知ることは、小説の書き方を学ぶうえでなによりも重要なことのひとつです。

その成長の土台にもなる考え方なので、ぜひ参考にしてみてください。

作品分析について

良い作品、面白い作品を作りたいのであれば、

  1. 自分が面白いと思った作品
  2. たくさんの人が面白いと評価する作品

これらについて分析することもとても大切です。

特にクリエイターとして生活していくことを夢見るのであれば、人に面白いと思ってもらうものを作り出す必要があります。

だからこそ、常に『どうしてこの作品はこんなに面白く感じるのか』という気持ちを忘れないでください。

この作品分析カテゴリーでは、私がクリエイター目線で人気作を分析した記事を置いてあります。

もし自分の好きな作品がこの中にあったら、ぜひ一緒に考えてみてください。

余談:小説の書き方に関するコラム

これまでの創作人生で私が体験した『体験談』や、普段のクリエイター生活の中で思ったこと、備忘録など雑多なものをコラムとして残しています。

形式ばっていないので、軽い気分で読みたい時にはのぞいて見てください。

出版するまでの道のり(実体験)

実際にわたしが小説を書きはじめてから本を出版するまでに至った経緯について書いた記事です。

ネット小説/Web小説に関すること

わたしが商業出版を果たすきっかけになったネット小説(Web小説)に関する記事です。

小説を書いて良かったこと

わたしが小説を書いて「良かったなぁ」と思ったことについてまとめた記事です。

ついでにつらかったことも書いてあります。

人はなぜ小説を書くのか

小説を書く意味について持論を語った記事です。

小説を書く資格について

ちまたでよく言われる「小説書き=経験豊富じゃなきゃダメ」について好き勝手に言及した記事です。

小説を書くのに影響しそうな生活習慣について

どういうときによくアイデアを思いつくかについてまとめました。

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